会社勤め時代の先輩からTEL。

「出てるぞ！」

アッ、そうだ本日が発売日だ。

ということで、お店に出る前にアゼリア有隣堂に寄り購入。

購入した本は、3月28日発売の「ぴあムック『川崎・蒲田食本』」です。

同ムック本にて、当店をご紹介くださいました。

自分の店を客観的に見るのは恥ずかしいですね。

でも、嬉しいです。

当店を編集部に推してくださいました方、取材をしてくださいました編集プロダクションの方々に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

皆様も同ムックを購入してくださいね！

先般もご報告しましたが、初代“看板娘”が、悲しいことになってしまいました。

いろいろと修復を試みたのですが・・・・・、遂に帰らぬ人（看板）に・・・・。

初代“看板娘”はね、木と段ボールでできた・・・所謂日本的美人の看板でした。

お店オープン時より、真夏の暑い日差しや雨にも風にも雪にも・・・・、あたかも“おしん”の如く耐え、繰言一つ言わず何時も静かに店頭で控えておりました。

でも、雨の日に知ったんですが、というか僕らの無知と言うか・・・、

文字書きする平板部分が段ボールでできおり、大雨の日に3倍ほど・・・

全盛期の僕のお腹以上に膨れちゃってね・・・・。

平板（段ボール）が、イナバウアーというか海老反りになってしまい、これには吃驚仰天！

早速、翌日には裏側にベニヤ板を打ち付け修復。

その後も2度ほどの手術を乗り越え、トータル約4年10ヶ月頑張ってきましたが、先般の強風に耐えきれず、遂に力尽き終焉を迎えることとなりました。

妻と一緒にできる限りの手厚い看護・修復を試みましたが・・・・、再起不能と判断。

生みの親である妻と一緒に涙ながらに葬ることにしました。

初代“看板娘”、本当にありがとう、心から感謝します。

で、ご紹介します。

2代目の“看板娘”です。

初代の日本的美人の弱点も学習しましたので、2代目はあらゆる天候にも耐えられるであろうと思われる丈夫で元気な合成樹脂性の娘です。

初代同様、当店の“顔”として頑張っていきますので、かわいがってくださいね！

今日は、ラゾーナ側の桜並木を観ながらお店に行きました。

２～３日前には何の兆候も無かったのに、急に暑くなったためか突然桜が満開に。

桜は、やっぱり綺麗ですよね。

●　2件目

 ギターの速弾きで有名なTen Years AfterのAlvin Leeが、2013年3月6日に亡くなりました。

死因は不明だそうですが、報道によると「通常の手術後に起きた予期せぬ合併症」だそうです。

享年68歳。

ご存じのようにTen Years Afterは、UKのブルース・ロック・バンド。

1969年のWoodstockに出演。

10分にも及ぶ「I'm Going Home」は最高です。

同年に発表したアルバム「Ssssh / 邦題：夜明けのない朝」も大ヒット。

このアルバムは、ブルースロック好きには必携の名盤ですよ！

1960年代後半から1970年代前半のブリティシュ・ブルースを牽引してきたAlvin Leeに心から合掌！！

15時ごろ、「何か暗いな～」と思って外を見たら・・・、茶色というか黄色というか・・・、かなり翳んだ空に・・・・。

これって黄砂？

慌てて洗濯物を取り込みましたが、夜のニュースでは“煙霧”と言ってました。

初耳。

煙霧とは、風で巻き上げられた塵や砂ぼこりが、風が止んでからも浮遊する現象（ちり煙霧）で、中国・モンゴル等から飛来する黄砂とは気象観測上区別しているそうですね。

紛らわしい！

で、レコード紹介です。

　●  Van Morrison　「Astral Weeks」

Van Morrisonは、知ってますよね！

「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に入っているUKのアーチスト。

Van Morrisonは、1964年にTHEM（ゼム）を結成し、1966年にソロに転向。

1968年に発表したソロ第2弾が、同アルバム。

このアルバム、当時商業的には大きなセールスに結びつかなかったけど、その後ジワジワと売れ続け30年以上経った2001年にやっとゴールド・ディスクに認定されたそうです。

このアルバムは、発売当時から専門家の間では非常に高く評価されていてね、現在ではロックの歴史的な名盤として有名なんです。

因みに、・・・・

1979年、「Critic's Choice Top 200 Albums」UK・USA編で4位。

1995年、英国の音楽雑誌「MOJO」がに選んだ「The 100 Greatest Albums Ever Made」で2位。

2003年、「ローリング・ストーン誌」が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」では19位、と言う具合。

Van Morrison自身も、2000年にロックの殿堂入りを果たしています。

●KISS　「Dressed To Kill」

待ってました！　　KISSです。

1975年発表の3rdアルバムでありますが、日本ではデビューアルバムとなった「Dressed To Kill」。

KISSの初ヒット曲となった「Rock and Roll All Nite」が収録されたいます。

余談ですが、KISSはこのアルバムに合わせてDRESSED TO KILL TOURを行うんですが、デトロイトのラジオ放送局が、収録の「C'mon And Love Me／邦題：激しい愛を」を連日かけまくりで、ご当地で人気爆発！

そこで、急遽単独でデトロイト・コンサートをやります。

そのLiveを収録したのが「Alive!／邦題：地獄の狂獣 キッス・ライヴ」。

この2枚組Live盤が売れに売れ、何とUSAビルボード・アルバムチャート9位に入る大ヒット作に！！

KISSは、一躍人気バンドにのし上がっていきます。

この「Dressed To Kill」には、「ロックンロールオールナイ」、「ロックボトム」、「激しい愛を」、「彼女」、「ルームサーヴィス」など初期のキッスの代表曲がずらりと収録されており、USAで32位を記録。

1977年2月28日にゴールドディスクに認定されました。

●　SPARKS　「KIMONO MY HOUSE」

ネッ！

すご～くインパクトの強いジャケットでしょ！

昔から気になっていたジャケットなんです。

SPARKSが、1974年に発表したレコードで1970年代の名盤100選には必ず入ってくる「KIMONO MY HOUSE」。

MAYUMIさんに教わったレコード屋さんで見つけ、即購入。

このSparksの活動は、かなり長いんですよ。

ロン（キーボード）とラッセル（ヴォーカル）のメイル兄弟によって1970年に結成され現在も活動中とか・・・。

USAのロック&ポップ・バンドなんですが、70年代はアメリカ本国より何故かイギリスで歓迎されてね・・・。

シングル・カットされた「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」がUKで2位となる大ヒット。

アルバムもUKで2位までのぼりつめました。

この奇抜というか変態というか・・・・・、一聴の価値ある1枚ですよ！  

余談ですが、QUEENのフレディ・マーキュリーがSparksの大ファンで、Sparksの前座をやったことがあったらしいよ・・・・。

　●  Phil Collins　「..But Seriously」

1980年代、「世界で一番忙しい男」と評された男　Phil Collins。

1970年にプログレ・バンド　ジェネシスのドラマーとして活躍していたのは知ってるよね。

Phil Collinsは、当店でもリクエストの多いアーチストの一人です。

ジェネシスの活動をしながら、1981年からソロ活動も開始。

ソロ活動が当たりにあたってね、発表するアルバムのほとんどがUKとUSAでBest10に入り、冒頭の「世界で一番忙しい男」と評された。

同アルバムは、1989年に発表。

このアルバムからシングルカットされた曲が、すべてランキング入り。

因みに・・・・

1989年　「..But Seriously」　～　UK・USA　1位

1989年　「Another Day In Paradise」　～　UK　2位・USA　1位

1990年　「 I Wish It Would Rain Dowｎ」　～　UK　7位・USA　3位

1990 年　「Do You Remember?」　～　USA4位

1990 年　「Something Happened On The Way To Heaven」　～　UK　15位・USA　4位

1990 年　「That's Just The Way It Iｓ」　～　UK　26位

1990 年　「Do You Remember?」　～　UK　57位

1990年　「 Hang In Long Enougｈ」　～　UK 　34位・USA　23位

特に1989年発売のシングル「Another Day In Paradise」は、1991年のグラミー賞にて「Record of the year」を受賞。

1980年代のPhil Collinsは、出す曲すべてが大ヒットし誰も止めることができない存在でしたね。

それにしても・・・・、彼のジャケットはいつも顔のアップばかり・・・・。

もう少し何とかならんものかな～！

　●  Cozy Powell　「Over the Top 」

Cozy Powellは、有名だから知っているよね。

そう、あのドタドタ2バスドラのコージー。

1970年代は、第二期Jeff" Beck Group、第2期Rainbow。

1980年代にはMichael Schenker Group、Whitesnake、Black Sabbath等のハード・ロック・グループで活躍したドラマー。

当店でもCozy Powellの話はよく出ますよ！

でも、1998年4月5日に自動車事故で他界。

残念です。

Over the Top は、1979年に発表されたCozy Powellの1stソロ・アルバム。

参加ミュージシャンが凄いんです。

ベースがジャック・ブルース、ギターがゲイリー・ムーア、キーボードがドン・エイリー！

ハード・ロック系のインストアルバムとしては、最高峰のアルバムですよ！

●Deep Purple　「Deep Purple in Rock 」

「エッ！何で今頃このアルバムの紹介なの？」と思うでしょ？

このアルバムが発売されたのは、僕が学生時代の1970年。

それから40年以上。

初めて知ったことがあるんです。

日本版のA面1曲目「Speed king」は、すぐに歌と演奏が始まるんだけど、何とUK盤にはイントロがあるんです。

これを教えてくださったMATSUMOTOさんが持ってきてくださいました。

MATSUMOTOさんも、イントロがなくってびっくりしたそうです。

１９７０年6月20日発表のこのアルバムは、UKで４位を記録しました。

しかし、４０年以上知らなかったとはね・・・・・・、びっくり＆新鮮！！