Rory Gallagher(ロリー・ギャラガー)

 

Rory Gallagherの銅像が北アイルランドに建造!

 

長年の飲酒による肝臓病で、1995年47歳という若さで他界したRory Gallagher

 

彼の母国アイルランドは、Rory Gallagherの功績を讃えるために「(Rory Gallagherは)伝説的ギター・ヒーローであり、People's Guitarist(民衆のギタリスト)」として彼の銅像を北アイルランドのベルファストに建造することを決定したとか・・・。

 

(参照: http://amass.jp/79713/ )

 

Rory Gallagherのイメージと言えば、ぼろぼろに塗装が剥げたストラトキャスター、チェックのダンガリーシャツに色の落ちたジーパン姿、ブルースをこよなく愛し、エフェクターをまったく使わないギター一本での演奏スタイル、LIVEで本領を発揮する・・・・・・など等。

日本での人気・評価は、ベック、クラプトン、ペイジ、リッチー・ブラックモア・・・ 以下と今ひとつ存在感が薄い感じがしますが、海外での評価は非常に高いんです。

 

・ブルースをベースにしたロックで、ソウルフルな歌い方と巧みな演奏で高い評価を得、「一人Led Zeppelin」とか「第2のクリーム」言われた。

 

1972年にはイギリスの音楽誌 「メロディ・メーカー」 で、クラプトンを抑えてギタリスト部門の1位になった。

 

2011年、「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第57位にランクイン。

 

・ジョン・レノンもロリーのTaste時代のLIVEを見て「素晴らしい才能を持った新人」と評価。

 

Rolling Stonesからミック・テイラーの後任として誘われる。(でも、この話をギャラガーが断った!)

 

Deep Purpleから抜けたリッチー・ブラックモアの後釜としてデイヴィッド・カヴァデールは第一候補にジェフ・ベック、第二候補にギャラガーを挙げていた。

 

Queenのブライアン・メイは、ロニーのバンド「Taste」のドキュメンタリー『Taste: What’s Going On – Live At The Isle Of Wight Festival 1970』の中で「自分のギター・サウンドが確立したのはアイルランド出身の伝説のブルース・ロック・ギタリスト、ロリー・ギャラガーのおかげ」と語っている。

 

Smithsのジョニー・マーもロリー・ギャラガーの大ファンだったとか・・・。

 

日本では今一でしたが、海外でのRory Gallagherの評価が高かったことが伺えますね!

 

Rory Gallagherは紛れもないブルース・ギタリストですが、Eric ClaptonMichael Bloomfield のようなどっぷりとブルースに浸かっているようなタイプと違います。

 

アイルランド人独特の哀愁があり、またジャズやカントリーからの影響も感じさせる程広く、ブルースを基調に「自らの情念を叩きつけるような」小細工無用の直情的なギタープレイによるハード・ロック寄りのシャープなギター・サウンドが特徴。

 

Rory Gallagherの「オールド・ストラトキャスターの音」を是非見直しては・・・・・。

当店所有のRory Gallagherアナログ・レコード紹介。

●「Tattoo

 

1973年発表。

 

UKアルバム・チャートで第32位獲得。

 

ファンクな要素も取り入れた楽曲も収録するなど、才能が溢れ出ていた時期の作品。

真骨頂であるブルース・ロック調の「Tattoo'd Lady/邦題:いれずみの女」やロリーの繊細さ、心の奥深さを感じさせるバラード・ナンバー「Million Miles Away/邦題:100万マイルも離れて」、ライブでも人気な「Cradle Rock/邦題:クレイドル・ロック」、「Who's That Coming/邦題:フーズ・ザット・カミング」などを含むスタジオ盤での最高傑作とされる代表作です。

●「The Story So Far

 

1974年発表の本国アイルランドで発売されたベスト盤。

 

「自らの情念を叩きつけるような」小細工無用の直情的な激しいギタープレイ、ハード・ロック寄りのシャープなギター・サウンドがきけます。

 

Rory Gallagherの「オールド・ストラトキャスターの音」は、このアルバムだけでも充分。

 

肝臓を悪くした酒に対しての「アルコール中毒」という曲も大好き!

 

●「Against the Grain

 

1975年発表。

 

レーベルをポリドールからクリサリスに移籍後初の作品。

 

コンテンポラリーなブルースをベースにしつつよりハード・ロック寄りのサウンドを打ち出した元気溌剌のロックンロールなアルバム。

ファンの間では絶頂期とも言われ、評価も高い作品です。

●「Calling Card

 

1976年発表。

 

Deep Purpleのロジャー・グローバーとの共同プロデュースによる作品。

 

全体的にハードロッキンな印象で、タイトな演奏とジャズの要素を強く感じるこだわりの楽曲。

 

気持ち良いぐらいの切れ味で引き倒すストラトの音、ジャジーなオルガンやピアノとのセッションの臨場感を鮮明に感じ取ることができます。

 

●「Top Priority

 

1979年発表。

 

共同プロデュースに、ポール・マッカートニー等を手掛けたアラン・オーダフィを起用。

 

ギター・サウンドは、よりソリッドになり完成度の高い作品に仕上がっています。

 

ディープ・パープルを彷彿させるハード・ロック・ナンバーもありますが、ジャズ的なアプローチを取り入れるなど、多彩なアレンジが聞きどころ。

 

全編を通じて攻撃的ギター満載!

このアルバムでドラムを叩いていたテッド・マッケンナは後にMSGへ加入

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