2025年
8月
20日
水
「ベンロマック10年」は、スペイサイドのフォレス地区にあるベンロマック蒸留所のシングルモルト。
「ベンロマック10年」の最大の特徴は、現在の華やかなスペイサイドモルトとは一線を画す、昔ながらのスタイル~伝統的なライトリー・ピーテッドスタイル(※1)のシングルモルト。
(※1)ライトリー・ピーテッドスタイル:スモーキーさを抑え控えめにしたシングルモルト
まずバーボンバレルとシェリー・ホグスヘッド(樽を一度解体し、組み直してできた樽)で熟成し、最後に1年間1stフィル・オロロソシェリー樽で後熟。
原酒はフェノール値8〜12ppmに抑えた軽いピート臭にバーボン樽特有のクリーミーな甘み、シェリー・ホグスヘッド特有の深みのあるフルーティーな香り、後熟の1stフィル・オロロソシェリー樽で力強い樽香が加味されています。
香りは、軽いピート臭と青リンゴや柑橘等の爽やかな香りが加味された最高のバランス。
口に含むと、濃厚な柑橘系の味、香ばしいピートスモーク等々、複雑ですが完成度の高さが感じられる奥深い味わいが楽しめます。
近年の華やかなスペイサイドモルトとは一線を画し、確かな存在感と個性を持ちつつ、飲みやすい味わいにまとめられています。
WWA2018で「ベスト・スペイサイド・シングルモルト」に選出された「ベンロマック15年」の技術と哲学を受け継いだ「ベンロマック10年」もウイスキー評論家たちから非常に高い評価を得ています。
是非、お楽しみください。
「ベンロマック10年」 : シングル ¥1,200
2025年
8月
04日
月
メタルロック界の帝王Ozzy Osbourneが2025年7月22日に亡くなりました。
享年76歳。
とてもショックです。
と言うのも、オジーとは同じ年なんです・・・・・、1週間違いですが・・・・。
オジーの生年月日が1948年12月3日で僕が同じ年1948年の12月10日。
同じ年の死は、辛いよね・・・・。
オジーは、パーキンソン病にもかかわらず、自身の音楽の集大成として7月5日にイギリス・バーミンガムのヴィラ・パークにてラストコンサート「Back to the Beginning」を実施。
同ラストライブには、アンスラックス、スティーブン・タイラー、ジェイク・E・リー、サミー・ヘイガー、ルディ・サーゾ、チャド・スミス、ロニー・ウッド、ヤングブラッド、ガンズ・アンド・ローゼズ、パンテラ、トゥール、ラム・オブ・ゴッド、ゴジラ、マストドン、スレイヤー、メタリカなど、ヘヴィメタル界、ロック界を代表するミュージシャン、バンドが次々とステージに登場。
歩行困難のオジーは、椅子にすわりながらも、ザック・ワイルド擁するオジー・オズボーン・バンド、ブラック・サバスによるパフォーマンスで駆け付けた多くのハードロックやメタル系のアーチストと一緒に楽しそうに歌い、無事終了したと聞いていました。
それなのに・・・・、終了したばかりなのに・・・・・。
燃え尽きたんですよね・・・。
Live終了と共に逝去。
辛いけど、凄いですよね。
まさにメタル界の帝王らしい死に方だと思います。
最後のコンサートでは、全身全霊をかけてファンに感謝を伝え、その姿は世界中に感動を与えたオジー。
オジーの音楽と精神は、これからもロック史に刻まれ、僕らの心に生き続けていくと思います。
報道によると、葬儀にはザック・ワイルド(Zakk Wylde)、ブラック・サバス(Black Sabbath)のバンドメイトであるトニー・アイオミ(Tony Iommi)、ギーザー・バトラー(Geezer Butler)、ビル・ワード(Bill Ward)、そして、エルトン・ジョン(Elton John)、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)、メタリカ(Metallica)のジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)とロバート・トゥルヒーヨ(Robert Trujillo)、スリップノット(Slipknot)のコリィ・テイラー(Corey Taylor)、ロブ・ゾンビ(Rob Zombie)、ヤングブラッド(YUNGBLUD)等、約110人が葬儀に参列したそうです。
本当にお疲れ様でした。
心より合掌‼
オジー関連の所有レコードを紹介しますね。
当店でのオジーのリクエストはかなり多いです。
・1970年発表の1stアルバム「Black Sabbath(邦題:黒い安息日」
・アルバムはUKチャートで8位、アメリカではビルボードで23位を記録。
・ローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」で243位、「オールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100」に於いて44位にランクイン。
◆「Paranoid」
・1970年発表の2ndアルバム
・シングルカットされたParanoidは、UKで4位を記録。
・アルバムはUKチャートで1位獲得した他ドイツで2位、アメリカ・ビルボードで12位を記録。
・ローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」で131位、「オールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100」に於いて44位にランクイン。
・1972年発表の4thアルバム「Black Sabbath Vol.4」
・アルバムはUKチャートで8位、、アメリカ・ビルボードで13位、ドイツで14位を記録。
・1973年発表の5thアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」収録。
・アルバムはUKチャートで4位、アメリカ・ビルボードで11位を記録。
◆「Blizzard of Ozz/邦題:血塗られた英雄伝説」
・ブラック・サバス脱退後、ランディ・ローズ(元クワイエット・ライオット)、ボブ・デイズリー(元レインボー)、リー・カースレイク(元ユーライア・ヒープ)といったメンバーを迎えた作品。
・本作からの第1弾シングル「Crazy Train」は、全英シングルチャートで49位、ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで9位を記録。
・第2弾シングル「ミスター・クロウリー」は全英46位を記録。
・この作品でランディ・ローズのギター演奏は高く評価。
音楽評論家のSteve Hueyはallmusic.comは「ヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムと並び、1980年代のメタル・ギターの基本となった」「クラシック・ギターのテクニックと音階を応用することで、エディ・ヴァン・ヘイレンと同様、徹底的にルールブックを書き換えた」と絶賛。
「Guitar World」誌が選出した「100 Greatest Guitar Solos」で、「クレイジー・トレイン」のギター・ソロが9位に、「ミスター・クロウリー<死の番人>」のギター・ソロが28位にランクイン。
●アルバム参加ミュージシャン
オジー・オズボーン - ボーカル
ランディ・ローズ - ギター
ボブ・デイズリー - ベース
リー・カースレイク - ドラムス、パーカッション
ドン・エイリー - キーボード
◆ ソロ第2弾 「Diary of a Madman」
・本作からの第1弾シングル「Flying High Again」は、ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで2位に。
・その後、「オーヴァー・ザ・マウンテン」も同チャートで38位、「ユー・キャント・キル・ロックン・ロール」も41位に。
・本作発表後のツアーの途中の1982年3月19日、ランディ・ローズが飛行機事故で死去・・・。
ランディー・ローズ在籍時の最後のスタジオ・アルバム。
●アルバム参加ミュージシャン
オジー・オズボーン - ボーカル
ランディ・ローズ - ギター
ボブ・デイズリー - ベース
リー・カースレイク - ドラムス
ルイス・クラーク - ストリングス・アレンジ(on 8.)
2025年
8月
04日
月
「ロイヤルロッホナガー12年」は、1845年創立の英国王室御用達のロッホナガー蒸溜所(※1)のシングルモルト。
「ロイヤルロッホナガー12年」の最大の特徴は、とてもエレガントで果樹園のようなフルーティーさがカジュアルに楽しめること。
リフィルのシェリー樽で熟成した原酒は、どこをとってもカドがなく、どんなスタイルでも飲みやすい非常に完成度の高いモルトウイスキー。
青りんごやマスカット、ハチミツ等の繊細で爽やかな香り。
上品な甘みとスパイシーさが楽しめる味わい。
ピート香や癖も無くとてもバランスが良い華やかで気品に満ちた味わいなの
でスルリと飲める優しいウイスキーです。
初心者や女性にも「飲みやすいウイスキー」として高評価を得ており、ウイスキー愛好家からも「デザートモルト」として親しまれています。
英国王室御用達の気品ある飲みやすいデザートモルト「ロイヤルロッホナガー12年」は、とても飲みやすい非常に完成度の高いモルトウイスキーなので、ストレート・ロック・ハイボールとお好きなスタイルでご自由にお楽しみください。
「ロイヤルロッホナガー12年」:シングル 1200円⇒1000円
(※1)ロッホナガー蒸溜所
・ヴィクトリア女王とアルバート公により王室御用達の証“ロイヤル”の冠を授
与されたれた由緒ある蒸溜所。
・スコットランド内では3番目に小さな蒸留所。
・現在でもウイスキー造りはすべて手作業。
・そこで造られたモルトは、優雅でアロマティックな味わいのため、ウイスキー
評論家や愛好家から高く評価されいます。
・しかし、生産量が少ないうえに、原酒の9割以上は「ジョニーウォーカー
ブルーラベル」や「VAT69」等のブレンデッド用に使用されるため希少モル
トの一つになっています。