2025年
6月
02日
月
お客様から「今迄知らなかったウイスキーが飲める」等と大変喜ばれています「今月のサービス・ウイスキー」。
6月は、スコッチのブレンデッド・ウイスキーでハイボールの元祖でも有名な「デュワーズ」のキーモルトとなる「アバフェルディ12年」です。
「アバフェルディ12年」は、スコットランドのハイランド地方にあるアバフェルディ蒸溜所で造られるシングルモルト。
「デュワーズ」のキーモルトとしても知られ、蜂蜜のような甘さとフルーティーな香りが特徴です。
《 香りと味わい 》
・香り: 蜂蜜、紅茶、プラム、ぶどう、洋梨、ウエハースなどの甘く芳
醇な香り。
・味わい: スパイシーさと蜂蜜の甘さが調和し、柑橘の皮のほろ苦さ
がアクセントに。
・フィニッシュ: ほのかなスパイシーさが感じられ、滑らかで長く続く
余韻。
《 飲み方による違い 》
・ストレート : 蜂蜜の濃密な甘さとスパイスが調和し、リッチでまろやかな味わいに。
・ロック : 冷えることで甘みが引き締まり、スパイスとウッディなニュアンスが際立ちます。
・ハイボール : シトラス(柑橘類)と蜂蜜の爽快感が際立ち、軽快で華やかな味わいに。
アメリカで100年以上に渡って人気No.1を誇るブランドで、華やか香りと味わい、柔らかい口当たりが魅力の「アバフェルディ12年」を是非お試しください。
ウイスキー初心者や女性にもお薦めです。
2025年
5月
06日
火
肝心のGuns N’ Roses-Live。
結論は、最高のLive!
大好きなハードロックの世界。
Liveは、昨年2024年9月のIron Maiden(東京ガーデンシアター)以来。
Liveは本当に良いよね!
Guns N’ Roses来日メンバーは、オリジナル・メンバーの3人(ヴォーカルAxl Rose、ギターSlash、ベースDuff McKagan)に加え、1990年からのキーボードDizzy Reed、2002年からのギターRichard Fortus、バンドの紅1点で2016年から参加したキーボードMelissa Reese、一番若い今年から参加したドラムのIsaac Carpenter(とてもパワフルで素晴らしかった!)。
1曲目の「Welcome to the Jungle(1stアルバムAppetite for Destructio)」から始まり、アンコールの3曲含め全29曲。
約3時間のLive。
疲れましたが、最高のLive!(年には勝てない・・・・・?)
彼らの曲が大好きなのは当然ですが、もう一つ好きなところは彼等のリスペクト精神。
リスペクトしているアーチストの曲をカヴァーしアルバムに収録したりLiveで歌ったりしている。
Paul McCartney&Wingsの「Live and Let Die /007 死ぬのは奴らだ」、Bob Dylan「Knockin' on Heaven's Door/天国への扉」、Rolling Stones「Sympathy for the Devil/悪魔を憐れむ歌」「Jumpin' Jack Flash」、Aerosmith「Mama Kin/ママ・キン」等々・・・。
今回もThin Lizzyの「Thunder and Lightning」やJohn Mayall & The Bluesbreakers当時のEric Claptonがカヴァーしたことで有名なFreddy Kingの「Hide Away」をスラッシュがギター演奏してくれたり・・・・、もう最高でした。
また、特に目を引いたのがベースのDuff McKaganが着ていたTシャツ。
Ramonesの「Rock ‘n’ Roll Radio?」。
自分たちのLiveなのに、本当に好きなんだね。
ここにも彼等のリスペクト精神が生きているよね。
今回のセットリストです。(webから拝借しています)
01. Welcome to the Jungle /Appetite for Destruction
02. Bad Obsession/ Use Your Illusion I)
03. Chinese Democracy/ Chinese Democracy
04. Slither (Velvet Revolver cover)
05. Live and Let Die (Wings cover)/ Use Your Illusion I
06. Mr. Brownstone/ Appetite for Destruction
07. Estranged/ Use Your Illusion II
08. You Could Be Mine
09. Double Talkin' Jive
10. Knockin' on Heaven's Door (Bob Dylan cover)/ Use Your Illusion II
11. Perhaps
12. Coma
13. Sorry/ Chinese Democracy
14. It's So Easy/ Appetite for Destruction
15. Rocket Queen/ Appetite for Destruction
16. Thunder and Lightning (Thin Lizzy cover)
17. Better/ Chinese Democracy
18. Don't Cry/ Use Your Illusion I
19. Slash Guitar Solo/ Freddy King「Hide Away」
20. Sweet Child o' Mine/ Appetite for Destruction
21. November Rain/ Use Your Illusion I
22. Wichita Lineman (Jimmy Webb cover)
23. Patience
24. Hard Skool
25. Nightrain/ Appetite for Destruction
---encore---
26. Absurd
27. Madagascar/ Chinese Democracy
28. Happy Birthday to You (Mildred J. Hill & Patty Hill cover)
29. Paradise City/ Appetite for Destruction
●当店所有のGuns N’ Rosesのアナログ・レコードを紹介します。
●「Appetite for Destruction」
1987年発表。
ジャケットが問題となり、発禁ジャケットとしても有名
1.Welcome to the Jungle
2.It's So Easy
3.Nightrain
4.Out ta Get Me
5・Mr. Brownstone
6.Paradise City
7.My Michelle
8.Think About You
9.Sweet Child o' Mine
10.You're Crazy
11.Anything Goes
12.Rocket Queen
●「Use Your Illusion I」1991年発表の2枚目のスタジオ・アルバム(2枚組)
・アナログA面
1. Right Next Door to Hell)
2. Dust N' Bones
3. Live and Let Die
4. Don't Cry
5. Perfect Crime
・アナログB面
6. You Ain't the First
7. Bad Obsession
8. Back Off Bitch
9. Double Talkin' Jive
・アナログC面
10. November Rain
11. The Garden
12. Garden of Eden
13. Don't Damn Me
・アナログD面
14. Bad Apples
15. Dead Horse
16. Coma
●「Use Your Illusion II」
1991年発表の2枚組アルバム
1.Civil War
2.14 Years
3.Yesterdays
4.Knockin' on Heaven's Door
5.Get in the Ring
6.Shotgun Blues
7.Breakdown
8.Pretty Tied Up
9.Locomotive
10.So Fine
11.Estranged
12.You Could Be Mine
13.Don't Cry
14.My World
セックス・ピストルズ等の影響を受けたパンクをカバー。
● Best盤
2025年
4月
15日
火
1960年代のアメリカン・ポップス界を牽引したJohnny Tillotsonが4月1日に逝去。
享年86歳。
合掌。
僕が洋楽が好きになったのは、家庭環境もあるけどラジオから流れてくる 60年代のアメリカンポップスを聴いてから。
それもBeatles以前の明るく軽快なアメリカン・ポップス。
ラジオから流れてくるBeach Boys、Louis Armstrong、
Roy Orbison、Mary Wells、Supremes、Everly Brothers、Del Shannon、Chubby Checker、Paul and Paula・・・・・・、キリがないね!
親に隠れてラジオから流れてくるアメリカンポップス聞くのは何か少し大人になったような気がして、ヒットパレードのランキングを生徒手帳の白紙ページに書きとめ、翌日友達に得意になって見せていたな~・・・。
懐かしい❣!
僕を洋楽好きにしたアーチストの一人がJohnny Tillotson。
日本でも大ヒットしたのは、「ポエトリー」「キューティ・パイ」。
1961年発表で日本でも大ヒットした「キューティ・パイ」は、伊東ゆかりがカバー。
1964年委発表した「Poetry in Motion/邦題:ポエトリー」は全米2位、全英1位を記録。
日本ではB面の「プリンセス・プリンセス」も大ヒット。
Johnny Tillotsonは、単にアメリカン・ポップスを歌うアイドル歌手ではなく、カントリー界でも認められた歌手。
彼は、カントリーミュージックとポップミュージックのギャップを埋めた功績を高く評価され、2度のグラミー賞ノミネートを獲得。
2014年にはアメリカのポップミュージックの殿堂入り。
彼のファンだった僕らの年代~団塊世代も今年77歳。
僕らを楽しませてくれたアメリカン・ポップス歌手は後何人残っているのだろうか・・・・。
現在、お店オープン時にかけている「本日の1曲目・1枚目」は、今までリクエストのなかったシングル盤大ヒット曲を中心にかけています。
facebookに載せていますので、お時間ある方はぜひのぞいてみてください。
2025年
4月
01日
火
4月は新入社員や転勤・移動等で大人が忙しい月ですよね。
歓迎会等の2次会などでBarに行かれる新入社員の方々もいると思います。
そんな方々にご紹介したい本があります。
それが、この本。
「知れば知るほどおいしい! ウイスキーを楽しむ本 最新版(監修:北村聰)」
一口にウイスキーといっても色々ありすぎてわかりませんよね。
王道スコッチのシングルモルトやブレンデッド、高額イメージが定着してしまったジャパニーズ・ウイスキー、その他バーボン、アイリッシュ、カナディアンなど等、一度は飲んでみたいウイスキーや知られざる銘酒・・・・、実に多彩で覚えるのも大変。
また、それぞれの飲み方も色々あり、面倒くさいですよね。
居酒屋、スナック、Bar等々飲む場所もそれぞれ違う・・・・・、迷いますよね。
そんな、ウイスキー初心者やBarデビューしたい方々が迷わないように、ウイスキーの種類や銘柄などをわかりやすく解説した最適のガイドブックです。
主要ボトルがきれいなカラー写真で紹介されており、ウイスキーQ&A、9通りの飲み方、ウイスキー用語集等々、親切にまとめられています。
中には、Barで恥をかかないように守るべき最低限なマナー集も特記されています。
(お店にはお店のルールがあります。ここに記載されているのは、どこのお店でも守っていただきたい最低限のルール。わからないときは、お店で聞くのもいいですよ。聞くのは恥ではありません。)
一度は飲んでみたいあのボトルや知られざる銘酒まで、ウイスキーファン必見の内容ですよ!
監修:北村聰
BAR「洋酒博物館」代表取締役。NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構エグゼクティブスペシャリスト。丸ノ内ホテルの飲料部支配人を経て、銀座の老舗バー「JBA BAR SUZUKI」にてチーフバーテンダーを務める。東京都カクテルコンクール3年連続優勝、全国バーテンダーカクテルコンテスト3年連続金賞、スコッチウイスキーカクテルコンテスト優勝、知事賞など多数受賞。
出版社 : Gakken
2025年
4月
01日
火
好評の「今月のサービス・ウイスキー」4月は、「アベラワー 12年 ダブル・カスク マチュアード」。
同ウイスキーは、スコットランドのスペイサイド地方で1826年から創業しているアベラワー蒸留所で造られるシングルモルト。
生産量の50%はシングルモルトに、残りの50%の原酒はシーバスリーガル等のブレンデッドウイスキー用に提供されています。
同シングルモルトの最大の特徴は、シェリー樽(南スペインのワイン樽)とバーボン樽で熟成されたウイスキーをバランス良くブレド。
ブレンドにより、ブランデーのような濃厚で強い甘み、リンゴやベリー等のフルーティで芳醇な風味が調和した豊かで独特な味わいが生み出されます。
香りは、シェリー樽由来のシェリー香やナッツやドライフルーツ、ベリー系やリンゴ等のフルーティーさが楽しめます。
味わいは、まず初めにシェリーの甘さが楽しめ、次にラムレーズン等の甘さやカカオチョコのビターさが絶妙に調和。
後味にはシナモンやジンジャーのスパイシーさがほんのりと残り、温かみのある余韻が楽しめます。
「アベラワー 12年 ダブル・カスク マチュアード」は、昔からワイン大国フランスで人気の高いシングルモルトですが、近年は世界中から人気が集まり、ここ数年間でシングルモルトとしての売り上げが急増。
国際ワイン・アンド・スピリッツ大会で6度の金賞受賞する等でスコッチ・シングルモルトの売上ランキングでは常にトップクラス!
ウイスキー初心者や女性でも、楽しみやすい味わいなので、ぜひ試してみてください!
2025年
3月
11日
火
1832年創業のグレンスコシア蒸留所は、かつて「ウイスキーの首都」と言われたスコットランド南西の港街キャンベルタウンにあります。
「グレンスコシア」は、やわらかなピート香と潮の香り漂う、古き良きキャンベルタウンモルト。
「グレンスコシア・ダブルカスク」はグレンスコシアの原酒をファーストフィルのバーボン樽で熟成させた後、ペドロヒメネスシェリー樽で12ヶ月間後熟させてできた複雑で深みのある味わいを持ったモルト。
特徴的な潮の香り、キウイや青リンゴや桃のようなフルーティーなアロマ、バニラやカスタードクリームのような甘くふくよかな口当たり、塩キャラメルのような風味やスモーク香等、とてもバランスの良い味わいが楽しめます。
スコティッシュフィールド・リーダーズ・ウイスキーチャレンジ2016(スコットランド人のウイスキー専門家が選ぶ最高のスコッチ)にて、なみいる高齢酒をおさえて年間総合一位”ウイスキー・オブ・ザ・イヤー"に輝きました。
やわらかなピート香と潮の香り漂う、古き良きキャンベルタウン・モルト「グレンスコシア・ダブルカスク」を是非御賞味ください。
2025年
3月
05日
水
好評の「今月のサービスウイスキー」。
3月は、バーボン樽とオロロソシェリー樽で伝統製法で造られる都会派のローランドモルト「オーヘントッシャン 12年」です。
「オーヘントッシャン 12年」は、スコットランドのローランド地方で1823年に創業したオーヘントッシャン蒸留所で作られるシングルモルトウイスキー。
「オーヘントッシャン 12年」最大の特徴
✓ スコッチウイスキーでは珍しい3回蒸留(通常2回)。
⇒ 蒸溜回数が1回増える分アルコール度数が高くなり、純粋アル
コールに近くなります。
⇒ 結果、余計な雑味が無くなり、非常に滑らかでクリアな味わい
が生まれます。
✓ 熟成は、アメリカンオークのバーボン樽とオロロソシェリー樽で
長期熟成。
⇒ バーボン樽由来のバニラやキャラメルのような甘い香り
⇒ オロロソシェリー樽由来のレーズンやドライフルーツの甘みやシ
ナモンのようなスパイシーな味
⇒ バランスの取れたフルーティーでエレガントな風味と深みのあ
る甘さが生まれます。
雑味が無く、癖が無く、軽やかで華やかな味わいの「オーヘントッシャン 12年」は、ウイスキー愛好家からは「アーバンモルト(都会派ウイスキー)」として人気を博しています。
雑味が無く、癖が無く、軽やかで華やかな味わいの「オーヘントッシャン 12年」は、ウイスキー愛好家からは「アーバンモルト(都会派ウイスキー)」として人気を博しています。
3回蒸留による驚くほど滑らかな飲み口、フルーティーで甘い香りが心地よく広がり、女性やウイスキー初心者でも抵抗なく楽しめる味わいです。
軽めなのでハイボールも非常に美味しいお薦めの銘酒!
2025年
2月
03日
月
「イエロースポット12年」は、新ミドルトン蒸留所で造られるシングルポットスチルウイスキー。
熟成年数は、12年~16年。
ピュア・ポットスチル原酒をアメリカのバーボン樽、スペインのシェリー樽で熟成後、マラガ(ワイン)樽でさらに熟成。
「マラガワイン」とは、スペインのマラガ地方に起源をもつ甘口酒精強化ワイン。
発酵の途中でブランデーを加えると糖度が増し、とても甘いワインになるそうです。
まず、バーボン樽、シェリー樽で熟成させ、その後に甘口のマラガワインが仕込まれた空き樽で後塾することにより、他のウイスキーにはない独特の甘みが生まれます。
爽やかなオーク香、新鮮なフルーツ香とミントのような清涼感ある心地よい甘さ。
オイリーで濃厚なとろりとした癖の無いマイルド味わい。
複雑ですが、とても飲みやすいシングルポットスチルウイスキーです。
「イエロースポット 12年」のバランスの取れた味わいは多くのウイスキー愛好家に愛され多くのコンペティションで受賞しています。
・サンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティション2020年 ダブルゴールド
・アイリッシュ・ウイスキー・マスターズ 2020年、2022年、2023年で金賞
・アイリッシュ・ウイスキー・マスターズ 2021年 マスター
・インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション 2024 銀賞
ちょっと変わったウイスキーを味わってみたいという方は、蜂蜜や赤リンゴのよう甘みが特徴の「イエロースポット12年」を是非一度試してみてください。
2025年
2月
03日
月
「今まで知らなかった」「知らないウイスキーが飲める」等とご好評いただいています、今月のサービス。
2月は、アイランズ・モルトの「レダイグ10年 / LEDAIG 10y」です。
「レダイグ 10年」は、トバモリー蒸留所を代表するスモーキーなピーテッド・シングルモルトウイスキー。
1798年創業のトバモリー蒸留所は、アイラ島とジュラ島の真北に位置するマル島で
唯一稼働している蒸留所。
「レダイグ 10年」の魅力は、ピートの効いた独特なスモーキーな風味とバランスの取れた複雑な味わい。
フェノール値は35ppmで、アイラ島のラフロイグやラガヴーリンと同等。
アルコール度数は46.3度と若干高めですが、アイラ・モルトに負けないほどの力強いピート香と大麦由来のフルーティーさやスパイシーさがバランスよく調和しています。
ウイスキー愛好家からも高い評価を受けており、
・「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」の2013年と2022 年にシングルモルト スコッチ 12年以下の部門でダブルゴールド賞を受賞。
・「ワールド・ウイスキー・アワード」の2020年 アイランズ シングルモルト 12 年以下の部門で優勝。
グラスから漂う爽やかな柑橘性の香りやピートとスモークが漂う島系のモルトらしい香りが・・・。
口に含むと、大麦の自然な甘さと同時にスパイシーさやスモーキーな香りが口中に広がります。
アイラ系モルトと同等のフェノール値を持ち独特なスモーキーさと複雑な味わいの「レダイグ 10年」、ピーティーなモルトが好みの方には是非味わってほしい銘酒の一つです。
2025年
1月
06日
月
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの方にご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
さて、2025年最初の「1月のサービス・ウイスキー」は、英国マーガレット・サッチャー元首相他多くのウイスキー愛好家に支持されているシェリー樽熟成の申し子「グレンファークラス12年/Glenfarclas 12y」です。
「グレンファークラス12年」は、スペイサイド地方で1836年に創業されたグレンファークラス蒸留所で作られているシングルモルト・ウイスキー。
グレンファークラス蒸留所で造られるモルトの最大の特徴は、すべてのウイスキーをオロロソシェリー樽で熟成させていること。
この独特の熟成方法により、シェリー樽由来のフルーティーな甘さと香り等、特有の深い味わいと複雑な風味が引き出されます。
長い伝統と卓越した品質で裏打ちされた芳醇な味わいは、マーガレット・サッチャー元英国首相や多くの著名人等々、世界中のウイスキー愛好家から高い評価を受け、安価ながらマッカランに匹敵すると話題に。
飲み方はいろいろ・・・。
・ストレート : フレッシュな青リンゴのような爽やかさとレーズンのような穏やかな甘み等々豊かな香り・風味が口中に広がります。
・ロック : シェリー香は控えめになりますが、冷やされると青リンゴのような爽やかな風味が口中に広がります。
・ハイボール : シェリー樽由来の風味は若干少なくなりますが、柑橘系の爽やかな酸味の甘いハイボールが楽しめます。
・水割り : 加水により甘みとスパイシーさは増しますが、滑らかで香り豊かな味が楽しめます。
シェリー樽熟成の特徴がよく表れたリッチでバランスのとれた甘みとスパイシーさが絶妙なバランスを持つ「グレンファークラス12年」を是非お試しください。
魅惑的なシェリーの甘い香りと深みのあるデリケートなスモーキー・フレーバー・・・・。
女性にも大人気の逸品ですよ❣
「グレンファークラス12年」 : シングル ¥1,400円 ⇒ 1,200円
(お一人様 2杯まで)
2024年
12月
20日
金
本年も大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。
今年始めた「●月のサービスウイスキー」は、「こんな美味しいウイスキーは初めて!」「一つ一つ味が違うのを初めて知りました」「とても甘くて女性でも楽しめる!」等々、とても評判が良いので2025年も続けていきますよ!
そこで、2024年を締めくくるのに相応しい企画を考えました。
一度は飲んでみたい世界最高のウイスキー2種を半額でご提供!
世界中で大人気のシングルモルト・ウイスキーと言えば、「山崎12年」 & 「ザ・マッカラ12年 シェリーオーク」。
「山崎12年」は、ウイスキーの世界的な品評会で毎回金賞を獲得している世界No.1ジャパニーズ・ウイスキー。
「ザ・マッカラ12年 シェリーオーク」は、“シングルモルトのロールスロイス”と評される元祖シェリーカスク熟成で世界中のウイスキー愛好家から愛されているシングルモルト。
シェリーカスク熟成ウイスキーは、世界中で大人気!
人気の秘密は、シェリー樽熟成特有の芳醇で豊かなフレーバー、深い琥珀色や赤みがかった美しい色合い、果実由来の甘い香りと風味の絶妙なバランス。
ウイスキー人気により原酒不足・シェリー樽不足等で今後ますます品薄状態が続き、値段もさらに高騰。
来年2025年の値上げ商品のお知らせも届いており、今後ますます入手困難なウイスキーが多くなりそうです。
この機会に是非是非お楽しみください。
2024年
12月
17日
火
午前中たまたま見たのですが、TV情報番組のコーナーで「今年一番聞いた曲は何ですか?」と言う特集がありました。
若者達のインタビューを交えながら、今年一番聞いた曲をBest5形式で紹介。
Best5と言えば当然売れた曲ですよね。
思った通り、最初の5位から2位までは日本の曲。
悲しいかな・・・・、知らない曲ばかりでした。
「やっぱりな~」と思っていたら・・・、なんとNo.1が・・・、ナント!洋楽‼
それもトム・クルーズの大ヒット映画「Top Gun」からの曲でCheap Trickの「Mighty Wings」だったんです。
若い方達は、この曲で励まされるそうです。
この現実を生きていくのは大変なこと。
頑張ろうね!
しかし、2024年で一番聞いた曲がCheap Trickの「Mighty Wings」とは、嬉しい限り。
音楽は素晴らしい。
僕らの心を癒してくれる・・・・。
最高ですね。
人生に疲れている方、悩んでいる方、または嬉しさを表現したい方等々、好きな音楽を聴くのは最高ですよ!
皆さんも聞きに来てくださいね!
お待ちしていま~す‼
2024年
12月
02日
月
10月から始めた「今月のサービスウイスキー」は、お客様より「新しいシングルモルトやブレンデッドモルトを知るいい機会」と好評を博しています。
12月のサービスウイスキーは、「バルブレア12年」。
「バルブレア12年」は、1749年創業のハイランド地区最古の蒸留所の一つと言われているバルブレア蒸留所で造られるシングルモルト。
「ザ・スコッチ」と言われ、スコッチ・ウイスキーの代名詞にもなっている世界的に有名な「バランタイン17年」を中心としたバランタイン・シリーズの主要原酒でした。
そのため、ほとんど市場に出ることはない希少なシングルモルトとして有名。
熟成にアメリカンオークの旧バーボン樽とダブルファイアード・アメリカンオーク樽を使用。
光沢のあるゴールドの原酒から醸し出される柑橘系の爽やかな香り、バニラや蜂蜜のような甘さやフレッシュな青りんごの甘酸っぱい芳香が感じられます。
口に含むと、とてもまろやかで、リンゴや洋梨のような爽やかな味わいがして、とても飲みやすいシングル・モルトです。
丁寧に作られた希少ウイスキー「バルブレア」は、ハイランド流のノンピートでとてもフルーティーかつ濃厚な味わいが特長のまさに正統派ハイランドモルト。
シングルモルトファンだけでなく、ウイスキー初心者や女性にも飲んでいただきたいシングルモルトです。
(※)バルブレア蒸留所は、たったの8人という少人数経営。
ポットスチルも2基、ボトルのラベル張りも自分たちだけで行っている小規模生産の蒸留所。
第65回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したケン・ローチ監督の映画「天使の分け前」(2013年公開)のロケ地として有名。
映画「天使の分け前」は、スコッチ・ウイスキーの故郷スコットランドを舞台に、問題ばかり起こしてきた若者がウイスキー造りを通して、人生を再生していくさまを描く内容。
2024年
11月
05日
火
「ライターズティアーズ」は、2009年に発売されたロイヤルオーク蒸留所(※1)のブレンデッド・ウイスキー。
アイルランドで古くから愛されているウイスキー製法で造られ、アメリカンオークのバーボン樽で熟成。
バニラやりんごのような甘い香り、柑橘類やチョコレートのような優しい風味が楽しめます。
2009年発売以来、多くのウイスキーファンから高評価を受けています。
【受賞歴】
・ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で金賞受賞。
・2015年の最優秀アイリッシュウイスキーに贈られる「アイリッシュ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」受賞。
・有名ウイスキー評論家ジム・マーレイ、自著の「ウイスキーバイブル」で最高評価。
・イアン・バクストン「死ぬまでに試したいウイスキー101選」選出。
多くのウイスキーファンから高評価を受けている「ライターズティアーズ」は、バランスの取れた甘さとスパイシーさが魅力の飲みやすいウイスキーです。
「ライターズティアーズ」: シングル900円 ⇒ 850円
「ライターズティアーズ」名前の由来
アイルランドは、バーナード・ショー等4名のノーベル文学賞受賞者や「ガリバー旅行記」のジョナサン・スウィフト、「吸血鬼ドラキュラ」のブラム・ストーカー等々、19世紀から20世紀初頭にかけて世界的に有名な作家が多数誕生した国として知られています。
多くの文豪たちはアイリッシュ・ウイスキーを愛飲し、また多くの作家が創作の行き詰まりを感じると涙を流しインスピレーションを得ようとアイリッシュ・ウイスキーを痛飲するそうです。
「文豪の涙がアイリッシュ・ウイスキーになる」という話・・・、文学が盛んなアイルランドらしいおしゃれな名前ですよね!
(※1)ロイヤルオーク蒸留所の代表的な銘柄:「ライターズティアーズ」の他に「アイリッシュマ」、現在爆発的に売れている「バスカー」が有名。
2024年
10月
28日
月
映画タイトルを見て最初に思い出したのが、Guns N' Rosesが1991年に発表しUK及びUSでNo.1を獲得した2枚組アルバム「Use Your Illusion II」。
本当にかっこいい曲で、Guns N' Rosesの中でも大好きな曲の一つ。
でも、映画とはまったく関係ないので、この曲については後半に・・・・・。
映画「Civil War/アメリカ最後の日」は、Guns N' Rosesとは全く関係ありません。
Guns N' Rosesの「Civil War」は反戦歌ですが、正反対のトランプを想起させるようなアメリカ社会が分断され「アメリカ国内の内戦」を題材とした衝撃的な映画。
19の州が合衆国から離脱しテキサス州とカリフォルニア州からなる「西部勢力」と連邦政府による内戦が勃発。
弾丸飛び交う中、独裁的権力にしがみつく大統領に単独インタビューを行うべくニューヨークから首都ワシントンD.C.へと向かう4人のジャーナリスト。
本当に怖い映画です。
銃が自由に買えるアメリカ。
市民が武装する権利を保障した憲法の下、3.4億の人口以上の3.9億丁もの銃が国中に溢れているとか・・・。
赤いサングラスをした武装兵が、同じアメリカ人なのに同じ市民なのに「お前はどの種類のアメリカ人だ」と問い、躊躇なく突然銃をぶっ放し市民を殺害。
同じ国民・市民なのに、敵と味方に分かれて殺し合う。
爆音&静寂。
まさに、その場にいるかのような臨場感あふれる、まさにドキュメンタリーを観ているかのような映像でした。
本当に怖い、でも本当に面白い映画です。
是非、観てくださいね!
因みに、「Civil War」に定冠詞「The」をつけると、「南北戦争」を指すようです。
(※1)Guns N' Rosesの「Civil War」。
本当にかっこいい曲で、Guns N' Rosesの中でも大好きな曲の一つ。
この曲は、元々1990年にリリースされたコンピレーション・アルバム「ルーマニアン・エンジェル・アピール/Nobody’s Child: Romanian Angel Appeal(※2)」に収録された曲だそうです。
曲の解説によると、冒頭のセリフは、ポール・ニューマン主演の映画「暴力脱獄 – Cool Hand Luke」からサンプリングしたものだそうです。
そのセリフにかぶさるように数秒程(2秒ほど?)西部劇でよく使用される曲の冒頭部分が流れ本曲に入っていきます。
これが、とてもかっこいいのです。
(※2)コンピレーション・アルバム「ルーマニアン・エンジェル・アピール/Nobody’s Child: Romanian Angel Appeal」:
ジョージ・ハリスン夫妻を中心にミュージシャン仲間が集まって制作されたルーマニア孤児救済のチャリティ・アルバム。
参加したメンバーがすごい。
トラヴェリング・ウィルベリーズ、ヴァン・モリソン、エルトン・ジョン、ポールサイモン&ジョージ・ハリスン、ビー・ジーズ、ビリー・アイドル、スティーヴィー・ワンダー、エリック・クラプトン、カーズの面々、デュアン・エディ、ガンズ&ローゼス、リンゴ・スター等々。
(※3)西部劇でよく使用される曲
大好きな西部劇や戦争映画を見ていると、よく流れる曲です。
調べてみると、元歌はアイルランド出身の作曲家パトリック・ギルモア(Patrick Sarsfield Gilmore/1829-1892)が、北軍で歌われていた酒宴の歌「Johnny Fill Up the Bowl」のメロディに新たな歌詞をつけた楽曲だそうです。
「ダイ・ハード3」、「風と共に去りぬ」、「西部開拓史」、「7月4日に生まれて」などのアメリカ映画の挿入歌やサウンドトラックなどでもよく用いられるので聞いた方もいらっしゃるかと思います。
日本映画でも「塀の中の懲りない面々」やアニメ「ガールズ&パンツァー」劇場版等で使用されているそうです。
また、子供向けの英語の歌「アリの行進 The Ants Go Marching」も擬人化されたアリが列を組んで行進をしていく様子がシンプルに描写されており、とてもかわいく心弾むつくりになっていますよ。
アメリカの子供向けテレビ番組「バーニー&フレンズ Barney & Friends」などでも放映。
その他にも、カントリー歌手のDolly Partonなどもカヴァー。
◆ 「Johnny Fill Up the Bowl」
◆ Dolly Parton
◆ 蟻の行進曲