2022年
3月
21日
月
お疲れ様です。
本当に長い長い「臨時休業」。
本当に疲れましたね。
皆様は、お変わりございませんか?
明日より通常通りの営業時間で再開しますので、今後も宜しくお願いしますね。
と言うことで、久々のお店オープンなので、新しいシングルモルトを入荷しましたので、ご紹介しますね。
“ネッシー”が住んでいる(?)ネス湖近くのトマーティン蒸留所。
同蒸留所で12年以上熟成されたプレミアム・シングル・モルトが「トマーティン12年」。
バーボン樽貯蔵後、リフィルのホグスヘッド(容量250リットルくらいの小さい樽)熟成の原酒とシェリー樽熟成の原酒に分けてヴァッティングし、最後の8ヶ月間をオロロソのシェリー樽で仕上げの熟成。
軽くまろやかなピート香、シェリー樽由来の強めの甘い風味、バーボン樽の薫香、柑橘系の香り等々、複雑だがバランスの取れた優美な味わいが楽しめます。
ハイランド産モルト・ウイスキーの特長であるマイルドかつ複雑、そして贅沢な味わいでSWSC2009金賞他国際的なコンペティションで多数受賞。
シングル 1,000円
★初入荷!
販売量イタリアでNo.1、世界で第6位
~スペイサイド・モルト「グレングラント 12年」
「グレングラント 12年」は、1840年創業のグレングラント蒸留所で造られ、販売量世界第6位、イタリアでNo.1のシングルモルト。
ノンピートの大麦麦芽だけを原料としたとても華やかな風味の典型的なスペイサイド・モルト。
青リンゴのようなフレッシュでフルーティーな香りにお花のような香りが合わさり、まるで高級な白ワインのような味わいが楽しめます。
シングル 1,100円
1966年創業のとても若い「タムナヴーリン蒸留所」のモルトは、非常に高品質なファーストフィルのバーボン樽とシェリー樽で熟成。
出来た原酒は、とても使い勝手がよくほとんどブレンデッドウイスキーの主要モルトとして使用、と同時に美味しいのでプライベートラベルのボトリングも超人気。
2016年同蒸留所「50周年記念」にシングルモルトとして発売したところ「スパイサイドらしさを良く表している銘酒」としてフランス他ヨーロッパでバカ売れ。
これまで無名の日陰的存在だったタムナヴーリンが、大きな成功を収め表舞台に登場。
アメリカンオーク樽とシェリー樽香が高くリッチな味わい、クラシックなスペイサイドモルト特有のバランス良い甘味や優美な味わいが楽しめます。
シングル 900円
2022年
2月
21日
月
当時、横浜の映画館では一番大きかった横浜ピヵデリー。
その頃はとても貧乏でね、映画館に行くなんて・・・・何と贅沢な・・・と、考えていました。
もちろん洋画なんて・・・。
でも、どうしても観たくってね、無理を言って母と一緒に観に行ったのです。
この映画で「ミュージカル映画」を知ったし、こんなすごい映画を作るアメリカってなんて素晴らしんだろう、何て凄いんだろう・・・・と、一気に洋画ファンに。
その後は、ジョージ・キューカー監督・オードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソン主演の「マイ・フェア・レディ」、ロバート・スチーブンソン監督・ジュリー・アンドリュース主演の「メリー・ポピンズ」、ロバート・ワイズ監督・ジュリー・アンドリュース主演の「サウンド・オブ・ミュージック」等など・・・。
素晴らしい映画が、日本に続々と上陸。
これらの映画を皮切りに洋画がますます好きになり、当ブログでも何度か書いていますが、高校性時代には金沢八景シネマ(3流館?)の3本立てを毎週土曜日弁当持ち込みで通ってしまいます。
そこでは、1952年の「雨に唄えば」、1956年の「王様と私」(この映画でユル・ブリンナーを知り大ファンに)、1958年の「南太平洋物語」、1968年の「チキ・チキ・バン・バン」等のミュージカル映画、ワイズ・ミューラーの「ターザン」、ジョン・ウエインの「アラモ」(初演は東劇でみています)やその他の西部劇、ソフィア・ローレンの「ひまわり」・・・・・・。
大学に入ってからは、池袋文芸座、飯田橋佳作座、早稲田松竹、銀座並木座等。
当時の映画館は、今と違って入れ替え制ではないので一度入場すれば何回でも見れました。
どんな映画も最低2回は観ています。
で、「ウエスト・サイド・ストーリー」にもどりますが・・・・、当時13歳の僕は、映画を見てもその中に込められた監督の思いを汲み取ることなんかできるはずもないですよね。
先日のスピルバーグ監督インタビュー記で「これは今の時代の映画だ。舞台は1957年だが今日的な価値が余りにもある」、「移民と差別、人種間の対立など、今日のアメリカが抱える問題」、その他にも「トランスジェンダーの問題も」含んでいる(2/11付の朝日新聞記事)と。
いろいろと考えさせられることが多いのですが・・・、でも、僕には「ハリウッド映画は最高!」でいいと思っています。
この映画を見ながら当時の思い出が・・・・・。
カッコ良いジェット団のジョージ・チャキリスに憧れた同級生のH君(確か医者の息子でお金持ち)は、毎日指を鳴らしながら学校の廊下を歩いていたし・・・。
チャキリスは手首に皮を巻いているのですが、それもカッコよくってね。
でも、そんな皮がどこに売っているのか知らないので、友達からもらった毛糸のものを手首に・・・。
そしたら汗疹が出来てね・・・、その痒さに閉口したのも思い出しました。
余談が多すぎました。
エンタテイメントは楽しめばいいんです。
心から楽しめる映画・素晴らしい映画なので、ご興味のある方は是非是非見てくださね。
ミュージカル映画なので音楽ももちろん素晴らしい❣
2022年
2月
14日
月
平素は大変お世話になりありがとうございます。
本当に新型コロナには参りましたね。
一日でも早くお店営業再開できるように、妻と一緒に2月10日第3回目のワクチンを接種しました。
しかし、オミクロン株感染は若い人たちから高齢者に移っています。
また、お亡くなりになった方も基礎疾患ある方を中心にかなり増えているようです。
高齢者・基礎疾患の両方に属している僕としては、やはり怖いです。
人間、何時かは死にますので、“死”に対する恐怖心は無いのですが、やはり病気では死にたくないです。
お店を再開し、皆様と楽しく過ごしたいのですが、臨時休業を延長してしまい誠に申しわけございませんが、ご理解の意程宜しくお願い申し上げます。
また、皆様に笑顔でお会いできる日を楽しみにしております。
皆様も感染なされないよう、ご自愛ください。
2022年
1月
31日
月
コロナ禍の中、皆様はお変わりございませんか?
TVでの情報番組に出演している医師によると「2月中旬にはピーク・アウトするのでは?」と言っていますが・・・・。
早く普段通りの生活に戻りたいですね!
で、時短営業中の現在、当然お客様は少ないのですが、またまた新しいバーボンを入荷しましたのでご紹介しますね。
「テネシーウイスキーの代表は?」と聞くと、多分ほとんどの方が「ジャックダニエル」と答えると思いますが、今回入荷した「ジョージ・ディッケル No.8」は、ジャックと双璧をなすテネシーウイスキーなのです。
1870年にテネシー州でウィスキー蒸留をはじめる。
彼の死後は家族が経営していましたが、禁酒法時代に一旦閉鎖。
その後も何度か閉鎖・復活を繰り返し、1958年にマスターディスティラーのラルフ・ダップスによって再建され生産を開始。
この時ダップスは、ディッケルのオリジナルレシピを再現し、「月光のようになめらか」な「アメリカ最高のウイスキー」と評し「ジョージ・ディッケル サワーマッシュ・テネシーウイスキー No. 8」と「No. 12」 を蘇らせました。
しかし、その後も製造元のジョージ・ディッケル蒸溜所は何度か閉鎖。
2003年、ディアジオ社により操業を再開。
現在はディアジオ社およびマスターディスティラーのジョン・ランの管理の元、「ジョージディッケル No.8」は世界各国で大注目を浴びています。
「ジョージディッケルNo.8」は、昔ながらのディッケル流で造られていますが、同酒はテネシーウイスキー(※1)の条件に一工夫を加え、トウモロコシの比率を84%まで高め、サトウカエデ(メープル)の炭の上に羊毛の毛布を敷いて10日間かけ丹念にろ過するという独自の「チルド・メープル・メローイング製法」を用いています。
発酵はできる限り自然な状態に保ち、「No. 8」の場合は4〜6年で熟成。
トウモロコシの比率を84%まで高めたことによりトウモロコシ由来の強い甘味が魅力。
香りは複雑ですが、柔らかくまろやかで芳醇な風味。
口に含むとマイルドで優しい味。
余韻はライトでキレが良く、香ばしいライトタイプのテネシーウイスキー。
ジャックダニエルと飲み比べても面白いと思いますよ!
是非ご賞味ください。
「ジョージディッケル No.8」:シングル 900円
(※1):「テネシー・ウイスキー」の称号は、テネシー州で蒸留、テネシー州産のサトウカエデの炭で濾過、テネシー州で熟成して初めて称号を得ることが出来ます。
2022年
1月
17日
月
今から13年前、当店オープン当時に人気のあった「グレンマレイ 12年」。
最近、お客様より「グレンマレイ 12年置いてないの?」という要望が多いので再入荷しました。
1897年創業のグレンマレイ蒸留所で造られる「グレンマレイ」は、ブレンデッド・ウィスキー「ハイランド・クイーン」のキーモルトとしても有名。
原酒は、厳選されたバーボン樽(アメリカンオーク樽)だけで熟成させますが、12年と16年は最後に白ワインのシュナン・ブラン樽にて後熟。
「グレンマレイ 12年」はピート香が一切無く、麦芽の香りとともにバーボン樽特有のバニラやカラメルのような風味、新鮮で華やかな甘いフルーツな風味を楽しむことができるます。
著名なウイスキー評論家のジム・マレー氏は「グレンマレイ12年」を「他のすべてのスペイサイド・モルトの測定棒」と表現し、90点の高得点を付けています。
マレイ州の良質な大麦とロッシー川の清冽な水を使って醸される「グレンマレイ12年」。
日本人好みのフルーティですっきりした飲み口の「グレンマレイ12年」を是非ご賞味下さい。
「グレンマレイ12年」 : シングル 900円
2022年
1月
17日
月
1798年に設立されたスコットランド最古の蒸留所の一つと言われているブレアソール蒸留所。
その蒸留所から生まれた「ブレアソール」の年間生産量の99%がブレンデッド・ウイスキー「ベル」の原酒として使用されているので、シングルモルトとしてボトリングされるのはごく少数。
「ブレアソール」は、本当に超希少シングル・モルトなのです。
以前から入手したかったのですが、ごく少数の限定品なので入手はとても難しいモルトでした。
しかし、最近になってディアジオ社の「花と動物シリーズ」で、相変わらず数は少ないのですが入手が可能になりました。
「花と動物シリーズ」では、「カワウソ」。
蒸留所内を流れるクリスタルのように輝く小川は「アルト・ダワー・バーン」という小川でゲール語で「カワウソの小川」と言うそうです。
綺麗な小川にしか住まないカワウソ。
それほどに美しい小川の水で造られる「ブレアソール12年」の色は、深い琥珀色。
グラスから立ち上る香りはリッチで甘く、フルーティでトフィー(※)を感じさせる芳醇な香り。
口いっぱいに広がるフルーツとトフィーの味わい。
最後にちょっとスパイシーさのある余韻・・・・。
とてもゆったりとした優雅さ、優しい幸福に満ち溢れます・・・・。
この幸福感を是非一度体験してください。
(※)トフィー:英国の伝統的なお菓子~バターと砂糖を高温で熱し、冷やして作る甘いお菓子
「ブレアソール12年」:シングル 1,600円
≪余談≫
「ブレアソール」の名称は、近くのブレア城と城主アソール公にちなんでつけられたそうです。
かつてこの町周辺には30近い蒸留所があったそうですが、現在ではブレアソールの他にエドラダワー蒸留所、アバァフェルディ蒸留所のわずか3ヶ所しか残っていないとか。
ブレア城には、昭和天皇(皇太子時代)や夏目漱石も訪れたそうです。
また、美しいブレアソール蒸留所には、毎年多くの観光客が訪れるそうですよ。
2022年
1月
17日
月
「ロングモーン」は、「マッカラン」や「グレンファークラス」と並ぶトップドレッシング(※1)の一つとしてブレンダー間で絶大な人気を誇るシングル・モルト。
「スペイサイドの隠れた宝石」とも言われる銘酒です。
1894年創業のロングモーン蒸留所は日本であまり知られていませんが、実はとても日本との繋がりがある蒸留所なのです。
TVドラマにもなった「マッサン」ことニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏が、最初にウイスキー造りを学んだ場所がロングモーン蒸留所。
これまで「ロングモーン16年」がオフィシャル・ボトルでしたが、新たに2016年に発売された「ロングモーン・ディスティラリーズチョイス」が新しいオフィシャルボトルとなりました。
「ロングモーン」は、バーボン樽、シェリー樽、ホグスヘッド樽(※2)の3種の原酒を組み合わせて熟成されたものをボトリング。
ブドウやレモンのよいうな爽やかな香り、マンゴーのような甘くフルーティーな香り。
ジューシーな洋梨の風味。
また、香ばしい麦芽の風味、ほのかなキャラメルの甘さやレモンピールのような爽やかさ、飲んだ後に残るアメリカンオーク樽由来のオーク香。
これらのいろいろな香りが織りなす味わいは格別ですよ!
ウイスキーとして日本での知名度はあまり高くはありませんが、「スペイサイドの隠れた宝石」とも言われる銘酒を是非一度ご賞味ください。
「ロングモーン・ディスティラリーズチョイス」 : シングル 1200円
(※1)トップドレッシング:味わいにより深みと奥行きを与える最上のモルトのことを指すブレンダー用語。
(※2)ホグスヘッド樽:いったん解体したバーボン樽を組み直して作られた樽。