★映画「ヘヴィ・トリップ~俺たち崖っぷち北欧メタル!」

2020年、初の東京。

それも10数年ぶりの新宿三丁目。

 

地下鉄丸ノ内線だったので、とにかく地上へ。

ヒエ~・・・、随分変わったしまったな~・・・。

 

とにかく、初めての映画館「シネマート新宿」で初フィンランド映画。

 

凄い、超満員!

 

メタルバンド中心の音楽映画なのにメタルとは縁遠いオジサン(人のこと言えませんが・・)や女性客が多い。

 

会場を間違えたかと思いました・・・。

 

で、映画はというと、ありきたりのストーリーなんですが、面白い、実に面白い。

フィンランド北部の何も無ない田舎の村でメタルバンドを組んでいる仲好し4人。

このメタルバンド、結成から12年間にもなるのに一度もステージに立つことなく、1曲もオリジナル曲を持っていないコピーバンド。

しかし、ひょんなことからノルウェーで行われるメタル系フェスに出演する千載一隅のチャンスを得るが、出演までトラブルが続出……というありきたりなお話。

 

分かっているんだけど、思わずの減り込んでしまう映画でした。

音楽好きの方、ロック好きの方、否ロックが嫌いでも映画好きな方にも観てもらいたい映画です。

 

フィンランドと言えば、サンタクロース、ムーミン、サウナ、フィヨルド、トナカイ等々が有名なお国ですよね。

 

ところが・・・・、プログラムを読んで初めて知ったのですが、フィンランドは世界最大のメタル大国なんですって!!

メタルバンドの絶対数で他を圧倒するのはドイツだそうですが、人口10万人あたりのメタルバンド数で比較するとフィンランドが世界最大のメタル大国になるそうです。

 

ドイツの人口約8300万人に対しフィンランドの人口は550万人。

人口10万人あたりのメタルバンド数は、ドイツが13.2でフィンランドは何と53.2に達するそうです。

 

さらに面白いことに、世界最大のメタル大国を自覚したフィンランドは、国内の各都市の人口比率で最もメタルバンドが多い街がどこかを探る「Capital Ofetal」キャンペーンを実施し、結果をフィンランド外務省が公式に発表したそうです。

それによると、フィンランド南東部にある人口3,000人の自治体レミが世界一の「メタル音楽の都」に選定。

レミの人口はわずか3067人なのに14のメタルバンド存在し、住民10万人あたり455.1バンドという数字になり優勝したそうです。

 

音楽ジャンルとしてのメタルは把握しきれないほどジャンルが細分化しているようなので、フィンランドのメタルを「北欧メタル」と一括りしてしまうと怒られてしまいますが、北欧メタル結構好きです。

 

それにしてもロック滅亡が叫ばれる中、同映画が超満員だし、先日のKISSLIVEも超満員だったそうなので、まだまだ日本のロック・ファンは健在なので安心しました。

 

同映画はなかなか見られないかもしれませんが、機会がありましたら観てくださいネ!

≪ネットで拾った同映画に対するコメント≫

 

●最近はミュージシャンの映画が本当に多いけど、その中でも僕的には本作がいちばんヒットしたよ!ストーリーも登場人物の設定もシンプルだから純粋に楽しめるし、笑えるし、何よりバンドマンの魂がストレートに伝わってくるのがいいね。~マーティ・フリードマン(intoxicate vol.143 より)

 

●マニアックな含み笑いが我慢しきれず腹筋崩壊、笑えるロックな映画は数あれど、群を抜いて薄っぺらく貧相で深みもなく、そのか細い純粋さがさらに笑いを加速させる、わからない奴は放ってお いて観た後でまた笑いをぶり返そう、北欧メタル最高だよ、こんな澱んだ世界を救えるのはキミたちだけかもしれない・・ wwwwPANTA(頭脳警察)

 

●バカぢゃん。日本崖っぷち大賞バカメタル部門に推薦させていただきます。~安齋 肇(日本崖っぷち大賞メンバー/ソラミミスト)

 

●心の底から愛している音楽と、それを一緒に鳴らすことができる信頼できる仲間がいる。それだけで十分じゃないか。本作はポリティカル・コレクトネスの名のもとに不当に虐げられてきた者たちによる、現代社会に対するアンチテーゼでもある。~宇野維正( 映画・音楽ジャーナリスト)

 

●俺がモッズになった1980年にネオモッズの天敵ヘビーメタルの王者アイアンメイデンがデビューした。あれから40年。俺は40年ぶりにメタルを観て聴いてしまった。そして、笑ってしまった。笑ったら負けよ。泣けて笑えて夢みれる最高のロックムービーです。~加藤ひさし( THE COLLECTORS

 

●夢を追い、海外進出を目指すメタルバンドのとんでもないすったもんだの珍道中。皆、愛すべきバカばっかり。でも、珍道中っぷりならプロレスも負けてない!プロレス版のこんな映画作ってみたいぞ。~佐々木貴(レスラー/プロレスリング FREEDOMS 代表)

 

●ピュアデ青クテ衝動的デエモーショナル。バカサ加減ガウナギ昇リ。ナノニ最後ノメッセージガ結果、結構刺サッテシマウトイウ始末。最高ニメタルナ映画ダ。メタルハ単ナル音楽ノジャンルデハナイ。精神ノ在リ方デアル。

Jean Ken Johnny MAN WITH A MISSION

 

●やり過ぎぐらいがちょうどいい!!肉体から魂が飛び出ちゃうぐらい最高にエキサイティングなエンディングをありがとう!!直腸陥没!!最狂で最幸。

CHOP STICK (アーティスト)

 

●北欧の森の空気のようなピュアなメタル。魂が彼らをヒーローに変える。その瞬間にぜひ立ち会ってもらいたい。~寺田直子(トラベルジャーナリスト)

 

●「オラこんな村イヤだ!ノルウェーでフェス出るだ!」流行に左右されない魂の叫びを聞け。100点満点のB級ムービー!!~樋口毅宏 作家

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