この1ヶ月ぐらい、本が読めない~活字スランプ状態が続いています。
この状態は、年に2回ほどあるんですけどね・・・。
でも、活字を読みながらでないと眠れない体質になっているので、このような状態になったときには、極力簡単で単純明快な本や漫画を読んで寝ることにしています。
で今回、本屋さんで見つけたのが同書。
タイトルは、僕の好みだし、活字も大きく簡単に読めそうなので購入。
内容は・・・・、至極・・・・単純・・・・。
68歳で亡くなった坪井誠造という人物の通夜が行われていたところから話は始まります。
坪井誠造は生前中学校教師で校長まで勤め、万人に慕われた神様のような男。
通夜には彼を慕う多くの人々が押し寄せ、悲しみの涙を流しながられぞれに神様・坪井を偲ぶ。
しかし、皆の告白により少しづつ坪井誠造の人間性に矛盾が生じ始め・・・・、彼がとんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がる。
話は二転三転しますが、登場人物がそれぞれ一人称の視点で会話話が進むので、とても読みやすく活字スランプ状態にはピッタリの本。
で、結末は・・・・、「えっ?何!」と唖然・・・・・。
読了後、気づいたのですが、この本は今年2014年の第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作だったんです。
しかしなぁ・・・・、この作品が横溝正史ミステリ大賞受賞作とはなぁ~・・・・。
僕は素人なので解りませんが・・・、横溝正史ミステリ大賞の選考委員の先生方は、作者に何か光るものを感じたんでしょうね!
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