★ 堺屋 太一 著「団塊の秋」読了

「団塊」という言葉は、著者が1976年に書いたベストセラー「団塊の世代」で作り出した言葉だということは知ってるよね。

 

そう、「団塊の世代」というのは、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)までの3年間に出生した世代のこと。

 

で、今回の小説は、「団塊の世代」が今後迎える2015年~2028年までの政治・経済・外交・生活・文化など多方面の情勢変化を背景に其々の人生を描いた近未来シミュレーション小説なんです。

 

現在、60代中盤の団塊世代の男女9名が主要登場人物。

彼らは、19713月「カナダ・アメリカ15日間の旅」に参加し知り合った大学卒業前の学生9人。

 

卒業後、彼らは様々な職業(厚生官僚、銀行員、新聞記者、国会議員、建設業自営、電機会社社員、高校教師)に就き、人生の過程で起こった列島改造、オイルショック、プラザ合意、バブルの崩壊、リーマンショック等を経験。

 

それぞれの時代の経済事情も解説されており、経済の変化を生活者視点で実感できこれはこれで復習でき面白かった。

 

で、2015年以降、著者の予想する日本経済は、人口が減り円安と物価高が進んだ衰退国家。

アベノミクスにも悲観的で、「19934年の倒産期が夏の灼熱地獄とすれば、2014年から6年の沈滞期は、秋口の海浜のような淋しさだった」と総括。

 

今後の超高齢社会という厳しい時代への準備についても色々考えさせられます。

子供が訪ねてきてくれる条件は物じゃなくノウハウ・役立つ知恵を持っていること。

養護施設の入居者の質・従業員の質・食事の質、等々。

 

戦後の第一次ベビーブームに生まれ、高度経済成長、バブルとその崩壊を経験した団塊の世代が超高齢化社会にいかに生きるのか、という人生の指南でもあります。

 

各章ごとに東京五輪(2020)、戦後80(2025)などを扱った「未来の新聞記事」が掲載されててね、これが個人的には結構面白かったですよ・・・。

 

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