★ Paul McCartney & Wings
今年(2014年)5月の日本公演が急病のため中止になってしまいましたが、Paulってもう72歳なのに本当にすごいよね!
いまでもLIVE活動を積極的にこなしているし、何といってもあの才能だよね!!
あの元気は、どこから来るんだろうか?
そして才能が枯渇しないのは何故なんだろうか・・・?
真の天才なんだろうね!!
Paulの才能とあの元気さを少しで良いからもらいたいものですネ。
と、言うことで、新たにPaul McCartney & WINGS 「LONDON TOWN」を入手しました
ので、この際Beatles以外の当店所有Paul McCartney と WINGSのレコードをご紹介しますね。
所有レコードは、半分にも満たないけど、「ギネス世界記録」に「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」として認定され、英国のナイトの爵位を持ち1999年にロックの殿堂入りを果たしたPaul McCartneyの魅力を若い方に少しでも感じていただければ幸いです。
ポール・マッカートニーは、僕の大好きなアーチストの一人でもあります。
ビートルズ解散後、ポールが1971年に妻リンダと元ムーディー・ブルースのデニー・レインと一緒に結成したのがウイングス(Wings)。
ウイングスは、1981年に解散するんだけど、合計7枚のアルバムと1枚のライブ盤を発表しています。
約10年間のウイングスの記録としては、全米1位を獲得した曲が9曲、トップ20に入ったのが20曲以上にもなります。
余談だけど2002年に東京ドームでポールを観たんだけど、「マイ・ラブ」とビートルズ時代の「オール・マイ・ラヴィング」で思わず涙が出てしまいましたよ。
コンサート後、銀座CANDYで妻と大いにポールについて語り合ったのを思い出しました・・・・。
若い頃は、大麻所持法違反などの「オイタ」も結構していたようだけど、そのポールも現在69歳。
現役で今でも積極的に音楽活動をやっているようですね。
ポール、何時までも若々しくお元気に活躍していてくださいね・・・!
● RAM/邦題:ラム
Paul & Lind McCartney名義で1971年に発表。
故Lindaがコーラスで参加しているのとPaulとのデュエットもあり。
シングル・カットされた「アンクル・アルバート〜ハルセイ提督」は、USAで1位を記録。
また、グラミー賞では最優秀アレンジメント賞を獲得しています。
アルバムは、UKで2週1位、USAで2位を記録。
● Red Rose Speedway/レッド・ローズ・スピードウェイ
1973年発表のWINGS名義の2ndアルバム。
妻リンダを歌った名曲「My Love」は、シングルカットされUSAビルボード・アルバム・チャートで、3週間に渡って第1位を記録。
「キャッシュボックス」誌でも、連続3週間第1位を獲得。
1973年度の年間ランキングも33位を記録しています。
イギリスでは、アルバム・チャートで最高位第5位だったそうです
日本公演でPaulが「My Love」を歌った時、会場で鼻をすする音が・・・・・・。
隣で妻も涙・・・・でした。
● Band on the Run/邦題: バンド・オン・ザ・ラン
1973年発表のWINGS名義の3rdアルバム。
UK、USAとも1位に輝く大ヒットを記録。
UKでは、リリースから半年以上経過した1974年の7月末から7週連続第1位を獲得し、トップ10内に計46週間もランクされるロング・ヒットに。
USAビルボード・アルバム・チャートでは、断続的に4週間第1位を獲得し、トップ10内に32週間ランクされ、1974年度年間ランキング第3位に。
「キャッシュボックス」誌でも、断続的に4週間第1位を獲得し、1974年度年間ランキング第2位を記録。
「ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」に於いて、418位にランクインしています。
また、1975年のグラミー賞では、Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocals を受賞。
● Venus and Mars/邦題:ヴィーナス・アンド・マース
1975年発表のWINGS名義の4thアルバム。
シングル発売された「あの娘におせっかい」も全米1位のヒットを記録。
本作もUK、USAで1位を記録。
1曲目の「Venus and Mars」は、最高です!
● Wings Over America/邦題:ウイングス・オーヴァー・アメリカ
1976年発表の3枚組みLP。
WINGが、1976年に行ったアメリカ・ツアーの模様を収録。
このアメリカ・ツアーは、テキサス・フォートワース公演から始まり、ロサンゼルス公演で幕を降ろすまで、26都市で31公演を実施。
特にシアトル・キングドーム公演では6万7000人を動員して屋内観客動員記録を樹立。
ツアー全体では約60万人を動員した大成功のLIVEです。
全部かっこいいんですが、頭のVenus and Mars/Rock Show/Jetの流れが最高です!
アルバムは、USAで1位、UKで8位を記録。
● London Town/邦題:ロンドン タウン
1978年発表のWINGS名義での6thアルバム。
メンバーの脱退によりポール&リンダ、デニー・レインの3人編成で制作されたアルバム。
シングルカットされた「しあわせの予感」は、USAでNo.1に輝きました。
アルバムもUKで4位、USAでは2位を記録。
● Wings Greatest
1978年発表でWings初のBEST盤。
当時、このベスト盤を毎日聴いていた記憶があります。
文字通りのBEST盤で、最高です!
● Back to the Egg/邦題:バック・トゥ・ジ・エッグ
1979年発表のWINGS名義での7枚目であり、WINGS最後のアルバム。
このアルバムに参加したロック版オーケストラ「ロケストラ」が当時評判になりました。
「ロケストラ」のメンバーが凄すぎます。
WHOのピート・タウンゼント、ケニー・ジョーンズ。
Pink Floydのデヴィッド・ギルモア。
Led Zeppelinのジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ。
Procol Harumのゲイリー・ブルッカー。
Small Facesのロニー・レイン・・・・・等。
凄いでしょ!
アルバムは、UKで6位、USAで8位を記録。
● Tug of War/邦題:タッグ・オブ・ウォー
1982年に発表されたPaul4枚目の オリジナルアルバム。
プロデューサーにジョージ・マーティンを起用。
レコーディングには、フィル・コリンズ、スティーヴ・ガッドやスタンリー・クラーク等が参加。
先行発売されたシングル「エボニー・アンド・アイボリー」はスティビー・ワンダーとのデュエットで、全世界で大ヒット。
アルバムもアメリカやイギリスをはじめ世界数カ国でNo.1を獲得し、1983年度のグラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされています。
● Pipes of Peace/邦題:パイプス・オブ・ピース
1983年発表。
前作同様、ジョージ・マーティンがプロデュース。
シングルカットされた故マイケル・ジャクソンとの「Say Say Say」は、USAで1位、UKで2位を獲得する大ヒット。
アルバムもUKで4位、USAで15位を記録。
● Give My Regard to Broad Street/邦題:ヤァ!ブロード・ストリート
1984年発表。
同名映画「Give My Regard to Broad Street」のサウンドトラック盤。
このアルバムも参加しているメンバーがすごい!!
ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、リンゴ・スター、10ccのエリック・スチュワート、レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、TOTOのスティーヴ・ルカサーとジェフ・ポーカロ・・・・。
何と贅沢なゲストなんでしょうね~!!
名曲「No More Lonely Nights」のギターは、デイヴ・ギルモアです!
アルバムは、UKで1位を獲得し、USAでは21位を記録。