★ Glenn Frey
2016年1月18日、リウマチ性関節炎や肺炎による合併症により死去したグレン・フライ(享年67歳)について説明するのは、今更のようで恥ずかしいのですが・・・・、若い方を対象に説明させていただきます。
グレン・フライの説明には、イーグルスを外すことができませんよね。
当店でももっともリクエストの多いバンド。
Glenn Freyは、1970年代のウェストコースト・ロックを代表するバンドで、イーグルスの創設メンバーでありリーダー。
1970年にドン・ヘンリーと出会い、一緒にリンダ・ロンシュタットのバックアップ・ミュージシャンを務めたことがきっかけで1971年にイーグルスを結成。
「テイク・イット・イージー」「テキーラ・サンライズ」「過ぎた事」「いつわりの瞳」「ニュー・キッド・イン・タウン」「ハートエイク・トゥナイト」etcのリードボーカル。
1980年イーグルス解散後もソロ・アーティストとして「The Heat Is On」等が大ヒット。
イーグルスのメンバーとしてグラミー賞を6回、アメリカン・ミュージック・アワードを5回受賞し、イーグルス名義、ソロ名義合わせて24曲をトップ40に送り込んでいます。
1998年にはイーグルスとしてロックの殿堂入りも果たした。
1994年にイーグルスを再結成し、「Long Road Out Of Eden」がNo1を獲得しています。
全米レコード協会によると、イーグルスのアルバム、シングルの総売上枚数は1億枚を超え、アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を6回受賞しています。
レコードが全く売れない若きグレン・フライが住んでいたアパートの階下からは、何時も
ギターの音と歌声が聞こえていたとか・・・・。
その階下の人間が、これまた全く売れていない頃のジャクソン・ブラウン。
ある日グレン・フライは、仲良くなったジャクソン・ブラウンを訪ねた時、とても気持ちの良い曲を演奏していたとか・・・。
グレン・フライがその曲に即興で詞を付け歌いだすと、ジャクソン・ブラウンが「この曲、君に任せる」と言ったのでイーグルスの1stアルバムに入れシングルカットされたら大ヒットとなった。
ここでは、グレン・フライのアルバムをご紹介します。
イーグルスのレコードは、イーグルスをご参照ください。
● 「NO FUN ALOUD」
1982年発表のグレン・フライ ソロアルバム。
USA・Billboard・アルバムチャート32位。
このアルバムから「I Found Somebody」、「That Girl」、「The One You Love」の3曲が、USA・クラシック・ロック系サイトUltimate Classic Rockが発表した「グレン・フライのソロ曲 TOP10」で選ばれています。
● 映画挿入歌「The Heat Is On」
1984年のエディ・マーフィー主演の映画「Beverly Hills Cop」の挿入歌。
USA・Billboard・アルバムチャートで2位なる大ヒット曲。
《参考》米ローリングストーンと米Ultimate Classic Rockが発表した「グレン・フライの必聴20曲」
「グレン・フライの活躍が光るイーグルス楽曲 TOP10」
"Ramblin' Gamblin' Man" (1969)
"Take It Easy" (1972)
"Peaceful Easy Feeling" (1972)
"Tequila Sunrise" (1973)
"Doolin-Dalton" (1973)
"Desperado" (1973)
"Already Gone" (1974)
"James Dean" (1974)
"Lyin' Eyes" (1975)
"After the Thrill Is Gone" (1975)
"New Kid in Town" (1976)
"Wasted Time" (1976)
"Life in the Fast Lane" (1977)
"Heartache Tonight" (1979)
"I Can't Tell You Why" (1980)
"The One You Love" (1982)
"Smuggler's Blues" (1984)
"The Heat Is On" (1984)
"You Belong to the City" (1985)
"Busy Being Fabulous" (2007)
● Ultimate Classic Rock編 TOP10
1. “Take it Easy” From: ‘Eagles’ (1972)
2. “Already Gone” From: ‘On the Border’ (1974)
3. “Heartache Tonight” From: ‘The Long Run’ (1979)
4. “Tequila Sunrise” From: ‘Desperado’ (1973)
5. “James Dean”From: ‘On the Border’ (1974)
6. “New Kid in Town” From: ‘Hotel California’ (1976)
7. “Peaceful Easy Feeling” From: ‘Eagles’ (1972)
8. “After the Thrill is Gone” From: ‘One of These Nights’ (1975)
9. “Lyin’ Eyes” From: ‘One of These Nights’ (1975)
10. “Out of Control” From: ‘Desperado’ (1973)