Chuck Berry(チャック・ベリー)

 

偉大なるロックンローラー チャック・ベリーが2017318日に亡くなりましたね。

 

彼の代表曲の一つ「Johnny B. Goode」は、当店でも20代から70代まで年齢に関係なくリクエストがあります。

 

チャック・ベリーは、エルビス・プレスリーやバディ・ホリーとともにロックンロールを作り上げ「ロック界の伝説」と敬われ、50年代・60年代初頭のギター・ヒーローであり作詞の名職人でした。

 

エルビス・プレスリーが白人側から黒人音楽にアプローチした一方、チャック・ベリーはカントリーなど白人音楽の要素を意識的にとり入れて自分のサウンドを作り上げたと言われています。

 

また、作詞も自分自身の言葉でロックンロール文化を作り上げており、ビートルズなど後進に影響を与えています。

 

50年代にロックの音楽面とロックミュージシャンの姿勢を確立したのがチャック・ベリー。

ジョン・レノンは「ロックンロールに別名を与えるとすれば『チャック・ベリー』だ」とも・・・。

 

米ウォールストリート・ジャーナル紙は「黒人と白人の10代の若者を同じように魅了した、最初の黒人アーティストの一人」であり「50年代初頭、米国の音楽のチャートはポップス、リズム・アンド・ブルース、カントリーに分かれていたが、チャック・ベリーやエルビス・プレスリーらの活躍で壁が取り払われた」と評しています。

ローリング・ストーン誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」第41位。

 

同「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第5位。

 

同「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」では、2003年は第6位、2011年の改訂版では第7位にランク。

 

1984年度グラミー賞「特別功労賞」受賞

 

1986年に「ロックの殿堂」入り。

 

2000年、舞台芸術分野における貢献者に与えられる「ケネディ・センター名誉賞」授与。

 

今年2017年にはオリジナルアルバム「Chuck Berry」を発表する予定でしたが、残念なことに・・・。

 

享年90歳。

改めて、合掌!

映画「アンタチャブル」
映画「アンタチャブル」

チャック・ベリーが生まれたのは、1926年。

 

チャックが生まれ育った時代のアメリカは、1924年移民法で新たな移民を制限(トランプ政策と同じだね!)、禁酒法によりラッキー・ルチアーノや映画「アンタッチャブル」でFBIと壮絶な戦いを繰り広げたアル・カポネ等が暗躍した時代であり、19291029日(暗黒の火曜日)ウォール街の株価が崩壊し世界大恐慌に陥った時代。

 

チャックは中流家庭で育ったとはいえ、当時黒人差別の激しい時代、映画になるようなアメリカ社会に思春期を迎えていたら、当然悪い事にも手を染めるよね。

 

僕だったら「グレてやる!」と言って家出してたかも・・・・。

 

チャックもいろいろと事件を起こしたが、1953年、ピアニストのジョニー・ジョンソン率いるサー・ジョン・トリオにギタリストとして加入し、間もなくバンドのリーダーとなる。

 

彼のステージを見たマディ・ウォーターズの口利きによって1955年にチェス・レコードと契約し、シングル「メイベリーン」(全米5位)でデビュー。

映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」
映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」

独特のギター奏法とギターを弾きながら腰を曲げて歩く「ダックウォーク」が話題に。

 

この「ダックウォーク」と言えば、マイケル・J・フックスの映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」でのシーンが思いだされますよね。

 

過去に行ったマーティがステージ上で「Johnny B. Goode」を歌い「ダックウォーク」で演奏。

 

それを見ていたスタッフの黒人が「チャック、凄い曲だ!」と若きチャック・ベリーに電話する場面。面白い映画だったな~・・・。

 

で、1956年以降も出す曲が連続大ヒット。

ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」
ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」

しかし、順風満帆に思えたチャックの人生に暗雲が立ち込め、ロックン・ロールにとって最初の闇の時代が始まります。

 

そう、ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」の「ロックン・ロールが死んだ日」を迎えます。

 

チャック自身不名誉な事件で3年間の刑務所生活、エルヴィス・プレスリーが徴兵され、リトル・リチャードが引退(1958年)、バディ・ホリーが事故死(1959年)。

 

1960年にはイギリスで、エディ・コクランとジーン・ヴィンセントが交通事故に遭い、コクランが死亡。

 

因みに、ドン・マクリーン「アメリカン・パイ」とは、1959年にロックのアイコン的存在だったバディー・ホリーの飛行機事故の回想から曲が発表される1971年までの約10年間のロック史を表した歌。

アメリカのことを歌っているだけに、その幻想的な歌詞と音韻からチャートの一位に輝いています。

2000年にマドンナがカバーしています。

デイブ・クラーク・ファイブ
デイブ・クラーク・ファイブ

世界からチャックの存在もロックンロールも忘れ去られていた時に、ロックンロールとチャックを救ったのが、何とイギリスなんです。

 

イギリスで1964年、ビートルズやローリング・ストーンズ、デイブ・クラーク・ファイブ等の人気バンドがチャックの曲をカバーしたため、チャック自身の人気も再浮上し、チャックの曲は再度ヒットチャートを賑わしていきます。

 

イギリスの若いバンドが米国黒人のロックンロールをコピーしイギリス風のアレンジで加工し、独特のUK・ロックを発展させていきます。

 

言い換えれば、チャック・ベリー等のロックンロールがなければ、ビートルズもストーンズもツェッペリンも生まれなかったかも知れませんね。

 

やっぱり、チャック・ベリーは凄い!

各界からのコメント

 

Rolling Stones:「彼はロックの真のパイオニアで、私たちに巨大な影響を与えた。チャックは素晴らしいギタリスト、歌手、演奏者だっただけでなく作詞の名職人だった」。

 

MickJagger:「とても悲しい。感動的な音楽を与えてくれた彼に感謝したい。青春時代を照らし、音楽家や演奏家になる夢を持たせてくれた。あなたの音楽は永遠に私たちの心に刻まれる」。

 

Bruce Springsteen:「ロックの最も偉大な実践者、ギタリストであり、史上最高のロックの作家だった」。

 

Lenny Kravitz:「チャック・ベリー万歳! あなたなしでは誰もここにたどり着けなかった」

 

・ビル・クリントン元米大統領:「彼の人生は財宝であり、偉業だった。彼は永遠に記憶される」

 

Ringo Starr:「あのロックンロールを聴かせてほしい。私は今もあなたの曲を演奏し、あなたのことを話している。神のご加護を」。

 

Beach BoysBrian Wilson:「とても悲しい。大きな感動を与えてくれた彼の死はロックンロールを愛するすべての人たちに惜しまれるだろう」。

Best盤です。

 

デビュー曲「メイベリーン」(全米5位)を始め、名曲「Johnny B. Goode」など、ロックンロールの名曲が28曲収められています。

 

ビートルズやローリング・ストーン等がカバーし、その後のイギリス・ロック発展に貢献したチャックの名曲の数々。

 

1955年デビュー曲「Maybellene」:US Hot 1005

 

Thirty Days」:US Hot 1002

 

No Money Down」:US Hot 1008

 

1956年「Roll Over Beethoven」:US Hot 10029

Beatles,ELOがカヴァーしていますね。

 

1956年「Too Much Monkey Business」: US Hot 1004

 

1957年「School Days」: US Hot 1003

 

1957年「Rock and Roll Music」:US Hot 1008

Beatlesがカヴァー

 

1958年「Sweet Little Sixteen」:US Hot 1002

BeachBoysの「サーフィンUSA」の元曲。

 

Johnny B. Goode」:US Hot 1008位、

惑星探査機ボイジャーに搭載されて「宇宙に出た唯一のロック」NASA(アメリカ航空宇宙局)発表

 

Carol」:US Hot 10018

 

Sweet Little Rock and Roller」: US Hot 10047

 

1959年「Back In The USA」:US Hot 10037

 

1964年「Nadine (Is It You?)」:US Hot 10023

 

No Particular Place To Go」:US Hot 10010

 

You Never Can Tell」:US Hot 10014

 

1972年「My Ding-A-Ling (live)」:US Hot 1001

 

1972年「Reelin' and Rockin'(live)」:US Hot 10027

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