2021年

1月

28日

★ DVD映画「小さな恋のメロディ/原題: Melody」

11歳の少年少女の初恋を後にハリウッドで大成功するアラン・パーカー監督が瑞々しい感性で描いた1971年のイギリス映画。

 

Bee Geesの音楽を含め、大好きな映画の1本。

 

このDVDは、ご家族をも含めよくご来店くださいます映画大好き歯科医院Y先生からお借りしたものです。

 

久しぶりに全編通して観ました。

何度観ても素晴らしい映画ですよね!

 

Y先生、ありがとうございます。

 

心より感謝!!

監督のアラン・パーカーや制作のデヴィッド・パットナム等々、出演者だけでなく製作スタッフのほとんどが20代だったとか。

 

 

当時のイギリスの若い才能が集まって生み出されたこの素晴らしい作品は、日本をはじめアルゼンチンやチリなどで熱狂的に受け入れられ、1971年公開洋画の年間5位となる興行成績だったそうです。

当時観られた方が多かったのでしょうね、

今でも、お店でBee Geesの曲をおかけすると、涙ぐむお客様が続出・・・。

 

映画の中でBee Geesの曲がとても感動的な挿入歌となっているので、当時の“”淡い恋・甘酸っぱい初恋の思い出・青春時代の切ない思い”などを思い出す方が多いんでしょうね。

 

 

是非、Bee Gees の曲を聴きながら、当時を思い出してくださいネ!!

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2021年

1月

24日

★ DVD映画「天使にラブ・ソングを…/原題: Sister Act」

大好きな映画の1本。

 

1992年製作のアメリカ映画。

 

クラブ歌手として働くデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)。

 

愛人であるギャングのヴィンスが、裏切り者を殺害する場面を目撃。

 

そのため命を狙われる身になるが、警察に保護され新米シスターとして修道院に身を隠すことに。

 

修道院で怖い院長のもと、規律に縛られた日々を過ごす彼女はある日聖歌隊のリーダーに任命される。

 

デロリスは歌手としての本領を発揮し、冴えない聖歌隊を鍛え上げ、ロックやソウルを取り入れたパフォーマンスで街中の注目を集めていきます。

 

最後は、大好きなLittle Peggy Marchの「I Will Follow Him」をゴスペル風にアレンジし、教会で歌い大喝采!

 

良かった、良かった!!

 

同映画は、アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなり、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動のものにしたミュージック・コメディです。

 

当然ストーリーも面白いけど、何といっても音楽が最高!

 

主人公のシスター・メアリー・クラレンス(ウーピー・ゴールドバーグ)が映画の中で「50年代~60年代が大好き」と言うことで、Supremes風の曲や1964年に全米No.1,全英No.5になったMary Wellsの「My Guy」、1963年に全米No.1に輝いたLittle Peggy MarchI Will Follow Him」等が流れます。

 

特にLittle Peggy MarchI Will Follow Him」は、中学生の頃、大好きなアメリカン・ポップスの1曲。

 

映画の中で最後にこの曲を教会で歌うのですが・・・・、もう涙・涙・・・でした。

 

有名な映画なので観ている方は多いでしょうが、まだ観ていない人は是非観てください。

 

同映画は、累計興行収入23,160万ドル(国内13,960万ドル、海外9,200万ドル)で、1992年の世界興収記録としては第8位を記録したそうです。

 

コロナ騒動で実現できるかどうかわかりませんが、今年2021年にロンドンでミュージカルになるそうです。

 

当然、ウーピー・ゴールドバーグがデロリス役を28年ぶりの再演とか・・・。

●ウーピー・ゴールドバーグ

Whoopi Goldberg

 

アメリカ合衆国ニューヨーク出身の女優、コメディエンヌ、歌手。

 

エミー賞、グラミー賞、オスカー(アカデミー賞)、トニー賞の4つの賞をすべて受賞した女優。

 

1984年の「The Spook Show」で第28回グラミー賞最優秀コメディ・アルバム賞受賞。

 

1985年「The Color Purple」でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞。

 

1990年「Ghost/邦題:ゴースト・ニューヨークの幻」アカデミー助演女優賞、ゴールデングローブ賞 助演女優賞、英国アカデミー賞 助演女優賞 受賞

1993年に「天使にラブ・ソングを/1&2」の演技でアメリカン・コメディ・アワード受賞。

 

 

2001TVアニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」の声優でアニー賞受賞。

Little Peggy MarchI Will Follow Him

 

大好きな曲。

この曲は、ペトゥラ・クラーク「愛のシャリオ」のカヴァー曲。

 

1963年、全米シングルチャート/ビルボード・ホット100No.1に輝く。

 

当時15歳のLittle Peggy Marchは「最年少1位獲得記録」を樹立。

 

 

しかし、同年、スティーヴィー・ワンダー(当時13歳)に最年少1位獲得記録は更新されましたが、現在なお最年少1位獲得女性歌手の記録は破られていません。

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2021年

1月

21日

★ 大好きな「Wall Of Sound」の生みの親/音楽プロデューサー Phil Spector逝去

Wall Of Soundの生みの親であり、音の魔術師ともいわれ、60年代洋楽ポップス黄金時代に大好きなRonettes等で数多くのヒット曲を生み出した偉大なる音楽プロデューサー Phil Spector

 

そのPhil Spectorが、2021116日に亡くなりました。

 

享年81歳。

 

本当に残念です。

お疲れ様でした。

 

合掌!

Phil Spectorは、いろいろな事件を起こし世間を騒がせましたが、彼が生み出した音世界に世界中でどれだけのアーチストが影響を受け、どれだけの人々が救われたことだろうか…。

 

Phil Spectorは、1959年にTeddy Bearsというバンドを組み「To Know Him Is to Love Him」でデビュー。

同曲は、全米シングルチャートで1位を獲得。

 

 

初期のBeatlesPeter & Gordon他多くのアーチストがカヴァーしています。

1961年、彼はレスター・シル(Lester Sill)と共に新しいレコード会社「フィレス・レコード」を立ち上げ、プロデューサー業に専念します。

 

1弾シングルとして発表したCrystalsのデビュー・シングル「There's No Other (Like My Baby)」は、196216日付のビルボード・Hot 10020位を記録。

 

1963年にPhil Spectorは、ポピュラー音楽に多大な影響を与えたWall Of Sound」を生み出します。

影響を受けたアーチストは、Beach BoysBilly JoelBruce Springsteen等々や日本では大瀧詠一や山下達郎等が有名ですよね。

 

Wall Of Sound」の最高峰が、Ronettesの「Be My Baby」。

もう~、この曲大好き!!

「人生の中で一番好きなポップスは?」と聞かれたら、躊躇なくRonettesの「Be My Baby」を挙げるほど大好きです。

 

同曲イントロ部分のドラムに感銘を受けたBeach Boysのブライアン・ウィルソンは「Don't Worry Baby」を発表。

 

 

Billy Joelはアルバム「Turnstiles/邦題:ニューヨーク物語」のA1曲目「Say Goodbye to Hollywood」で使用しているのは有名ですよね

プロデュース業では、Beatles1970年発表の「Let It Be」やRamones1980年発表の「End of the Century」が有名ですよね。

以降もプロデューサーとして活動していましたが、ラモーンズのメンバーを銃で脅したり、出来が気に入らないマスターテープを勝手に持ち帰って雲隠れしたりといった奇行が目立ちはじめ、また麻薬を常習するなどして錯乱状態に陥り、1980年にRamonesのプロデュースを最後に第一線から退きます。

 

その後、2003年に自宅で女優のラナ・クラークソンを射殺。

2009年に殺人罪で懲役19年の判決を受けて収監。

2009年、カリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監。

2021116日、収監されていた刑務所内で死去・・・・。

 

本当にドラマのある人生を送りましたね・・・・。

 

1989年にロックの殿堂入り。

1997年にソングライターの殿堂入り。

 

2004年のローリング・ストーン誌「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」では第64位にランクインしています。

Teddy Bears

To Know Him Is to Love Him/逢った途端にひとめぼれ」

 

Teddy Bears は、Phil Spectorが音楽業界にデビューしたバンド。

 

1959年発表のデビュー・シングル盤ですが、発売とともに米国シングル・チャートでNo.1を獲得。

 

スタンダード・ナンバーとして数多くのアーチストがカバーし、オールディーズの名曲として歌い継がれています。

 

あのBeatlesも、初期の頃カヴァーしています。

 

1965ピーターとゴードン盤が、全米24位を記録。

 

1969年にはボビー・ヴィントン盤が全米33位を記録。

 

1987年にはドリー・パートン、リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリスの3人の女性歌手が「トリオ」というグループ名で発表し、カントリー・チャートで第1位に。

 

その他には、ナンシー・シナトラシングル、レターメン等が有名。

 

 

日本では、懐かしい名前ですがモコ・ビーバー・オリーブが1969年発表のアルバムに収録しています。

●「Wall Of Sound

 

Wall Of Sound」とは、簡単に言うと~多人数のスタジオミュージシャンを起用し、複数のテイクを録音。

それらの複数のテイクを多重録音による厚みのある音とエコー処理によって「分厚い音の壁」を作る手法~だそうです。

 

ザ・ロネッツ「Be My Baby」等のように、ドラムなどのイントロからはじまり、音響技術を駆使し、分厚い音の壁につつまれている感覚や空から音が降り注いでくるような感覚の素晴らしいサウンド。

 

この手法でクリスタルズ、ザ・ロネッツ、ライチャーズ・ブラザーズ等で、多くのヒット曲を生み出しました。

 

また、The Beatlesの「Let‘sIt Be」や解散後のジョン・レノンやジョージ・ハリスン

など、超一流のアーチストのプロデューサーとして手腕を発揮しました。

 

麻薬・殺人等で最後まで公の舞台には出ることはかないませんでしたが、彼が生み出した「Wall Of Sound」は、後年の音楽制作者やミュージシャンに大きな影響を与えたのは事実です。

 

 

是非、Phil Spectorの「Wall Of Sound」をアナログレコードで聞いてください。

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2021年

1月

18日

★ 60年代の伝説的なベーシストの一人~Tim Bogert/ティム・ボガート逝去

Tim Bogertが・・・・、あのVanilla FudgeCactusBBABeck, Bogert and Appice)のTim Bogertが亡くなりました。

 

享年76歳。

 

大好きなバンドのベーシスト、凄いショックです・・・。

 

 

≪写真≫

・左上:Vanilla Fudge

 

・右上:Cactus

 

・左 :

BBABeck, Bogert & Appice

Tim Bogertを最初に知ったのは、学生時代のラジオから流れてきた「You Keep Me Hanging On」から。

 

オリジナルは1966Billboard No.1に輝いたSupremesの軽快なポップスですが、彼等のはとてもハードにアレンジされています。

 

当時はあまりハードな曲がなかったので、新鮮に聞こえました。

「何てカッコいい曲なんだ」で、ひと目…否、ひと耳惚れ。

以来、カーマイン・アピスと1セットでバンドを追いかけていました。

 

お疲れ様でした。

心よりお悔やみ申し上げます。

 

 

合掌!!

● Tim Bogertが聞ける所有アナログ・レコード

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2021年

1月

15日

★ 濵田 研吾 (著)「俳優と戦争と活字と」 (ちくま文庫)

第二次大戦を体験した昭和の俳優達。

 

彼等が体験した戦争を直接インタビューしたのではなく、俳優の自伝やエッセー、対談や追悼本、過去のインタビュー記事や映画・演劇等のパンフレットの寄稿文等々、膨大な活字の中から戦争にまつわるエピソードを丹念に拾い集めまとめた一冊。

 

有名どこの戦争日記(※1)は何点か読みましたが、同本は俳優だけに絞った戦争体験である点がとてもユニーク。

 

若い方には知らない俳優が一杯出てくると思うけど、当時の俳優それぞれの体験談はとても面白く、戦争とはどういうものかを知る上でも貴重な資料だと思います。

 

一口に戦争体験と言ってもいろいろありますよね。

赤紙・徴兵、玉音放送、終戦日の体験、中国・朝鮮・南方に等での戦闘体験、疎開、戦時下の映画ロケ、慰問団・移動演劇、戦時下の恋愛体験、広島・長崎の原爆体験、原爆語り継ぎ体験、満州引き上げ体験、シベリア抑留体験、特攻隊体験・・・・・、あの時代を生きた方々の体験は生存者の数だけあると思います。

 

同本は、映画・舞台・テレビで活躍したスターや名優達の華やかな姿の裏に隠された戦争体験。

 

著者は「俳優たちが語った戦争体験やメッセージを一冊にまとめることにより、見えてくるもの、聞こえてくる声があるのではないか。戦争を知らない世代への、これも1つのアプローチの仕方ではないか」と。

 

終戦時20歳だった人が今では96歳、十歳だった人でも86歳の超高齢者。

戦争を体験した人や戦争体験を語ることが出来る人は、後どのくらいいるのでしょうか。

 

戦争の悲惨さ等を後世に伝えるためにも同本は若い方に読んで欲しい本だと思います。

 

(※1)伊藤整「太平洋戦争日記」、大佛次郎「終戦日記」、

高見順「敗戦日記」、徳川夢声「夢声戦争日記」、

山田風太郎「戦中派不戦日記」・「戦中派虫けら日記」、

「古川ロッパ 昭和日記」

山田風太郎 『同日同刻 太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』

その他、池部良、西村京太郎、水木しげる等

 

●濵田 研吾 ()「俳優と戦争と活字と」

出版社 : 筑摩書房/ちくま文庫

定 価  : 1100円+税

 

 

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2021年

1月

14日

★ 大好きな映画「Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリーム」

「緊急事態宣言」発令の中、皆様は毎日どのようにお過ごしですか?

 

お店も1/8から休業なので、足が萎えないように妻と一緒に買い物がてら散歩したり、溜まっている本・DVD等で過ごしています。

 

僕はTVが好きじゃないのであまり見ないのですが、今のTV番組は本当に良いですね。

毎日どこかのチャンネルで洋画を放映しています。

 

昨日1/13(木)は、BS7chにて野球映画2本。

1本目は、1976公開テイタム・オニール、ヴィック・モロー、ウォルター・マッソー等出演の「がんばれ!ベアーズ」。

 

かつてマイナーリーグで活躍していたプール清掃員のモリスが、市議会から依頼された問題児ばかりの少年野球チーム「ベアーズ」を優勝させるために奮闘するという青春スポーツコメディ。

 

ストリーは最初から見えているのですが、引き込まれます。

 

 

子役だったテイタム・オニールがかわいいし、結構、面白いですよ!

2本目は、1989年公開ケビン・コスナー、バート・ランカスター等の「Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームス」。

 

この映画、大好きな映画の1つ。

も~、これまで何回観たか分かりませんが、本日も涙涙・・・・・・。

 

『野球』を通して古き良きアメリカの夢や希望、家族の絆などを描いたファンタジー映画。

 

アイオワ州の貧乏農家(ケビン・コスナー)は、周囲の人々に馬鹿にされながらも妻や娘に温かく見守られながらトウモロコシ畑で聞いた謎の言葉「If you build it, he will come./それを造れば、彼が来る」に従い小さいけど夜間照明までついた野球場を造る。

 

1年後、その野球場に現れたのは、故父のヒーローで球界を永久追放され失意のうちに生涯を終えた“シューレス”ジョー・ジャクソンやムーンライト・グラハム等々、今は亡き伝説のメジャーリーガー達。

彼等は外野席近辺のトウモロコシ畑から現れ、グランドで野球をやり、トウモロコシ畑に消えていきます。

 

野球メンバーの中に喧嘩別れし会うことが出来なかった故父もおり、最後に自分と同じような年齢の父とキャッチボールを・・・・。

 

もう、涙涙・・・。

 

本当に素晴らしい映画です。

見ていない方は、必見ですよ!!

 

次は、「天使にラブソング(DVD)」の予定。

 

 

余談ですが、浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」、「地下鉄(メトロ)に乗って」等の小説は、この映画に影響を受けたのかな・・・・?・・・と思います。

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2021年

1月

12日

★「ジェリー・マースデン/Gerry Marsden」~Gerry and the Pacemakers

60年代初頭、Beatlesを中心に日本でも大ブームとなったマージー・ビート(当時日本ではリバプール・サウンドと呼んでいたけど・・・)の代表の1Gerry and the Pacemakers

 

そのリーダーGerry Marsden氏が、年明けの13日に逝去。

享年78歳。

 

お疲れ様でした、心より合掌!

Gerry and the Pacemakersは、Beatles関連で語られることがしばしばあります。

 

出身がBeatles同様英国リヴァプール出身でマージー・ビートを代表するバンドと言うことだけでなく、マネージャーとプロデューサーがBeatlesと同じなんです。

 

そう、ブライアン・エプスタインとジョージ・マーティンのコンビ。

 

 

このコンビなら売れるのは見えているよね。

Gerry Marsdenは、兄のフレディ・マースデン等と一緒に1959年にGerry Marsden and The Mars Barsを結成。

 

地元リヴァプールのナイトクラブやパブにも出演し少し名前が知られるようになった時、あるチョコレート会社の商品名がMars Barsであるというクレームがありバンド名をGerry and the Pacemakersに改名。

 

当時、BeatlesSearchersRory Storm & The Hurricanes(リンゴ・スター在籍)、Swinging Blue Jeans等とキャバーン・クラブや西ドイツのハンブルクのクラブに出演。

地元リヴァプールでは既にBeatlesと並ぶ人気だったそうです。

 

彼らの演奏力の高さと楽曲の幅広さに目を付けたブライアン・エプスタインがマネージメントを買って出、EMI傘下のコロンビアレコードと契約し、ジョージ・マーティンがプロデューサーに。

 

結果、ブライアン・エプスタインとジョージ・マーティンのコンビで、1963年「How Do You Do It ?/邦題:恋のテクニック」でデビュー。

 

 

デビュー曲から連続3作、UKシングル・チャートで1位を獲得。

 

彼等のデビューに関し、面白い話があります。

 

もともと「How Do You Do It?」は、ジョージ・マーティンがBeatlesのデビュー曲として用意していた曲だそうです。

 

しかしビートルズは自分達の作った曲でデビューしたいと主張したため、この曲はGerry and the Pacemakersに。

 

因みに、Beatlesはオリジナル曲「Love Me Do」でデビューしたが、全英チャートで最高17位に終わった。

 

しかし、「How Do You Do It?/邦題:恋のテクニック」は19633月にリリースされいきなり全英チャートで1位を獲得。

面白いもんですよね!!

 

その後、5月にBeatlesの「From Me To You」に抜かれるが、6月に2作目シングル「I Like It」で「From Me To You」を抜いて再び1位に上がるなど、Beatlesとヒット・チャートで競い合う状態が続きます。

 

1964年には「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の波に乗りアメリカへ。

アメリカでデビュー曲が発売され、ビルボードのシングルチャートで9位にランク・イン。

しかし、アメリカでは成功せず、196610月にグループは解散。

 

ジェリー・マースデンが世界中で愛されるようになったのは、3作目で4週連続UKシングル・チャート1位を獲得した「You'll Never Walk Alone」から。

この曲は、元々はミュージカル「回転木馬」用の曲でしたが、発表後ホームスタジアムで試合のハーフタイム中に流したところ大好評を得、リクエストが殺到。

4週連続でUKシングル・チャート1位を獲得。

その後、地元のサッカークラブ「リヴァプールFC」の愛唱歌となり、世界中のサッカーファンに長年愛される曲となります。

 

そこで、彼は1985年にザ・クラウドというバンドを結成し同曲を再発。

売れたレコード等の収益金は、同年5月に発生したブラッドフォードのスタジアム火災事故で被災された方達の見舞金に充てられたそうです。

 

また、1989年にシェフィールドのヒルズボロ・スタジアムで発生した群集事故(ヒルズボロの悲劇)の際には被災者支援のために「マージー河のフェリーボート」を再発。

同曲は、UKチャートで3週連続1位を獲得し、同じく収益金は寄付されたそうです。

 

2018年に引退したジェリー・マースデンは、生涯を通してチャリティに3500万ポンド(約49億円)を寄付したそうですよ!

 

本当に素晴らしい人を亡くしました。

 

改めて心より合掌・・・。

 

●当店所有のリバプール・サウンドのアナログレコード/一部

 

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