2018年

10月

29日

★所有アナロイグレコード紹介~Journey

時間がかかりましたが、「アナロイグレコード紹介~Journey」があがりました。

 

「所有アナログ・レコード紹介」のJourneyを覗いてみてください。

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2018年

10月

22日

★「グレンモーレンジ オリジナル(10年)」キャンペーン

MHDモエ ヘネシーディアジオ㈱の協力により、「グレンモーレンジ オリジナル(10年)」のキャンペーンを実施します。

 

「グレンモーレンジ オリジナル(10年)」は、通常 シングル1,000円 ですが、キャンペーン期間中は850円とお得なお値段になります。

 

 

通常 シングル1,000円 ⇒ 850

 

 

 

 

「グレンモーレンジ」とは、ゲール語で「静寂の峡谷」の意味を持つ北ハイ

ランド産のシングルモルト。

 

グレンモーレンジ蒸留所の創業は、1843年で元々ビール工場(創業1738年)だった場所に蒸留所を設立。

 

2007年以降、最高のワインとスピリッツを称える国際的なコンクールIWSCゴールドメダル最多受賞のシングルモルトウイスキー。

 

著名なウイスキー評論家であるジム・マーレイは、毎年ウイスキーバイブルで94点を連発。

「香り・味わい等、とても完成度が高くシングルモルトウイスキー界でトップクラス」と明言。

 

軽やかで甘いオレンジの様な香り。

口に含むと柑橘系の香りが口の中に広がり、後に麦芽のクリアーな甘みが。

フィニッシュは、スムースで上品な甘さと共にゆったりと続きます。

 

加水するとスムースな印象がさらに強くなり、アルコール感を感じずスッキリと頂けます。

ハイボールにすると麦芽の香り豊かでとても飲みやすく仕上がります。

 

 

 

発売以来、柑橘系とバニラの華やかなアロマ、その魅惑に満ちた繊細さと複雑な味わいは世界のモルト愛飲家だけでなく多くの人々を魅了し続けています。

 

女性にも大人気の「グレンモーレンジ オリジナル(10年)」をこの期間に是非ご賞味ください。

 

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2018年

10月

22日

★ワンランク上のバーボン~「フォア・ローゼス プラチナ」入荷!

当店にも大勢のバーボン党がご来店くださいます。

 

お気に入りのバーボンを飲みながら音楽や会話を楽しんでいらっしゃいます。

 

当店には定番バーボンの他に「ワンランク上のバーボン」として、

ジャックダニエル・シングルバレル、

ワイルドターキー13年、

ブッカーズ、

ブラントン・ホワイトラベル、

バッファロー・トレース、

エバン・ウイリアムズ・シングルバレル等々が置いてあります。

 

この度、「もうワンランク上のバーボン」に新しく「フォア・ローゼス プラチナ」が仲間入りしました。

 

フォア・ローゼス プラチナ」

 

このプラチナは、ケンタッキー州200周年を記念して1992年に日本限定で発売されたフォア・ローゼスの高級品。

 

原料・酵母・技にこだわり、香りや個性の異なる10種の原酒をマスターディスティラーの確かな経験と磨かれた感覚で絶妙にブレンド。

 

時間をかけ、熟成させた原酒を贅沢に使って生まれたのが「フォア・ローゼス プラチナ」。

 

複雑に絡み合う風味、豊かな熟成香、落ち着きのある深い味わい、きめ細やかなクリーミーなタッチ、そしてその長い余韻が絶品の長期熟成バーボン。

 

まろやかな口当たり。

ほんのりとした甘み。

熟成感と柔らかな口あたりを持つフォア・ローゼズのプレミアム品。

 

美味いです!

 

是非一度、ご賞味ください。

 

「フォア・ローゼス プラチナ」:シングル 1,500円

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2018年

10月

08日

★ 伊東潤 著「ライトマイファイア」読了

伊東潤さんがご来店の時に頂戴しましたサイン本。

 

Doorsの「Light My Fire」を聞きながら読みました。

 

ハッハッ~、冗談です。

 

この本、とても面白いですよ。

 

京急八丁畷駅近くの簡易宿泊所の放火事件(2015年に実際におこった火災)を追う寺島刑事が入手した「1970」「HJ」と記載されたノートから日本中を震撼させた「よど号」(作中では、「さど号」)ハイジャック事件の犯人の中に公安がいた、という大胆な仮説に基づいた意欲あふれる力作。

 

時代背景が僕らの年代にぴったり。

 

とても身近な事件・事柄が頻繁に出てきます。

 

東大闘争、70年安保闘争、早大闘争、ベ平連及び小田実・鶴見俊輔・開高健、新宿西口フォークゲリラ、赤軍派、京浜安保共闘、東アジア反日武装戦線「大地の牙」、三井物産爆破事件、よど号事件・・・・・。

 

読みながら学生時代のことが脳裏に浮かびとても懐かしくなりました。

 

あの頃はいろいろなことがありましたね。

 

毎日がドラマでした。

 

ストーリーもテンポ良く展開。

 

ヒロインへの恋慕・嫉妬、革命に燃える若者たちの熱気、自分自身の矛盾する立場・懊悩……。

 

当時の学生運動の様子、ハイジャック事件の詳細、北朝鮮での洗脳教育等々、目まぐるしく変わる状況とスリリングな展開。

 

伊東さん曰く「この作品は、現代編の「刑事マルティン・ベック・シリーズ」的な地道な捜査パートと、過去編の「24」的ジェットコースター展開をサンドイッチ構造にし、ダッシュとクールダウンを繰り返すことで、読者に体験型アトラクションのような快感を楽しんでもらうことを目指したまさにハリウッド映画の手法」。

 

読んでいて、熱いものが込み上げてきます。

しかし、あの時代は本当に熱い時代でしたよね。

現在では考えられないほど、あの時代は“熱い”。

 

伊東さんも「当時の社会の空気や若者たちの情熱を今の時代を生きる人々に伝えたい。身近にまだ生存者がいるうちに学生運動を描くことによって、彼らの情熱に触発されて、今の若い人たちが自分の生き方について、真剣に考えるきっかけになってくれれば幸いです」と。

 

Rockを聞きながらこの本を読めば、君も熱く生きていけるかも・・・ネッ!

 

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2018年

8月

06日

★ 星松岡圭祐「八月十五日に吹く風」読了

本のタイトルを見ればどのようなジャンルの小説か分かりますよね。

 

そう、「8月15日」は、終戦(敗戦)記念日ですものね。

 

戦争に関する小説は僕の好きなジャンルの一つですが、これまで読んだ戦争物とは違います。

 

戦争物と言えば、特攻隊や人間魚雷、原爆、不条理な精神論と軍幹部に見捨てられた部隊の自決・玉砕、南方系の敗戦~逃亡~食糧危機~餓死・病死・・・・、不条理にして残酷,悲惨,狂気,絶望,阿鼻叫喚の世界が繰り広げられる小説が多いですよね。

 

しかし、同本は違うんです。

 

キスカ島に残された5千人の日本兵を自決や玉砕という悲惨な形ではなく、「人命第一」と考え全員救助するという史実を小説化したものなのです。

 

調べたところ、この「全員救出」という作戦はとても有名な作戦で、「奇跡の作戦」といわれた『キスカ島撤退作戦』とのこと。

この作戦は、阿川弘之や有近六次などが小説にしている他、1965年に三船敏郎、山村聡、児玉清、志村喬、西村晃等が出演した映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』や1971年には太平洋戦争を題材にしたテレビアニメ『アニメンタリー 決断』の第16話「キスカ島撤退」などがあるそうです。

 

知らなかったな~・・・・。

 

軍の幹部に「人命第一」という考えを持ち、北の最果のキスカ島に残された軍人五千人を救出すべき知力・軍力を結集して決行した日本軍将兵。

 

日本人の英知を身で知った米軍諜報員。

 

不可能と思われた大規模撤退作戦を描いた感動の実話小説。

 

戦時中にこんな素晴らしい救出劇があったことを知って、8月15日を迎えます。

余談:

小説の中で「日本人の英知を身で知った米軍諜報員」として記載されている「ロナルド・リーン」は、実は「ドナルド・キーン先生」なんです。

 

ドナルド・キーン先生は、コロンビア大学名誉教授。

 

日本文化を欧米へ紹介して数多くの業績があり数多くの大学や研究施設から様々な受賞経歴を持つ。

 

称号は東京都北区名誉区民、新潟県柏崎市名誉市民、ケンブリッジ大学、東北大学、杏林大学ほかから名誉博士。

 

賞歴には全米文芸評論家賞受賞など。

 

勲等は勲二等。

 

2008年に文化勲章受章。

 

また、日本ペンクラブの名誉会員であり、20121126日の日本ペンクラブ創立記念懇談会では演説を行っています。

 

主な受賞歴:

菊池寛賞(1962年)、山片蟠桃賞(1983年)、読売文学賞(1985年)、日本文学大賞(1985年)、福岡アジア文化賞芸術・文化賞(1991年)、勲二等旭日重光章(1993年)、朝日賞(1998年)、毎日出版文化賞(2002年)、文化勲章(2008年)

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2018年

5月

07日

★ 門井慶喜 著「新選組颯爽録」読了

もう、中毒ですよね。

 

本屋さんで「新撰組」というタイトルを見ると手に取ってしまう。

 

これまで、新撰組及び関連本を何冊読んだだろうか。

 

司馬遼太郎の「新選組血風録」、「燃えよ剣」。

池波正太郎の「幕末新撰組」、「近藤勇白書」。

 子母澤寛の新選組三部作/「新選組始末記」「新選組遺聞」、「新選組物語」。

 浅田次郎の「壬生義士伝」、「一刀斎夢録」。

つかこうへいの「幕末純情伝 龍馬を斬った女」。

大佛次郎の「鞍馬天狗」等々・・・。

 

どの本を読んでも面白い。

 

しかし、「新選組」は歴史の教科書にはまず登場しないけど、何故こんなにも人を引き付けるんだろうかね。

 

そう言えば、坂本龍馬の名前も歴史の教科書から消えるとか消えないとか話題になっていますよね。

坂本龍馬が教科書から消えることになったら、新撰組なんか益々教科書に関係なくなるね。

 

でも、新撰組は本当に魅力ある集団なんです。

 

「新選組」の魅力を簡単に言うと、田舎剣術に励んでいた農民の子が、時代の混乱に乗じて成り上がり、倒れゆく幕府のために戦い続け、節義を守り抜いて散っていったという悲壮美。

 

小説や映画の影響もあるけど、個人個人がとても魅力ある人物なんですよね。

近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、芹沢鴨、山南敬助、伊東甲子太郎、永倉新八、武田観柳斎、藤堂平助、鈴木三樹三郎、原田左之助・・・・・等々。

どの人物も面白い。

 

今回読んだ門井慶喜「新選組颯爽録」は、司馬遼太郎の「新選組血風録」を意識しているかもね。

 

近藤勇,土方歳三,沖田総司といった超有名どころの隊士たちの話が3編の他に馬術師範兼勘定方の安富才助,密偵の村山謙吉,文吏の尾形俊太郎といった脚光が当たらない裏方の隊士たちの話が3編、計6編の隊士が描かれています。

 

新撰組に関して近年判明した新史実を踏まえ、隊士達の生きざまを丁寧に描いており、これまでの新撰組とは一味違う新選組を知ることができました。

 

土方歳三の剣術は今一だったが、人を自由に操る事が出来る懐が深い人間として描かれていますし、安富才助、村山謙吉などあまりメジャーでない人物も知ることが出来、とても面白く読めました。

 

新撰組に興味のある方は、是非ご一読を。

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2018年

4月

01日

★大庭萱朗(編)「田中小実昌ベスト・エッセイ」読了

 若い頃、新宿ゴールデン街で何回かお見かけしたことがある田中小実昌氏のイメージと言えば、TVでハチャメチャなコメントをする酔っぱらいの直木賞作家。

 

でも、このエッセイを読んで初めて田中小実昌氏の人物像を理解することができました。

 

氏は、19歳(1944年)で出征し山口県の連隊に入営。

 

中国で粤漢線鉄道警備の部隊に編入。

 

中国での苦しい行軍の中でマラリア、コレラに罹り、敗戦直前にアメーバ赤痢の疑いで野戦病院に移送となり終戦。

 

1946年に呉市に戻り旧制福岡高校を繰上げ卒業し同年無試験で東京大学文学部哲学科に入学。

 

大学在学中からストリップ劇場での演出助手、進駐軍用将校クラブでのバーテンダー、啖呵売、易者などの職を渡り歩き1952年に東京大学を除籍。

 

1954年より米軍の医学研究所で化学実験の仕事をし、その傍ら翻訳家として多くのハードボイルド作品を翻訳。

 

その後、アルバイト時代の経験を活かし本格的な作家活動に。

1979年、「ミミのこと」「浪曲師朝日丸の話」の2作品で直木賞を受賞。

同年、戦争体験や父の姿に題材を取った短編集「ポロポロ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

その後は、往年の深夜番組「11PM」をはじめとして、テレビドラマ、映画、CMといった様々な場面で活躍。

 

新宿ゴールデン街(東京都)の常連で、毎日ゴールデン街で10軒は飲み歩いたらしい。

僕が氏を何回かゴールデン街でお見かけしたのはこの頃(1980年初頃)。

いつも酔っているのでしょうが、飄々とした感じが印象的でした。

 

今回読了した大庭萱朗(編)「田中小実昌ベスト・エッセイ」には、氏の戦争体験(「勤労奉仕から動員へ」、「父と特高」、「昭和19年」等)、敗戦後進駐軍でのアルバイト他(「やくざアルバイト」、「横田基地のバンブダンプ」、「不動産屋、そして医学研究所」他)、作家活動に入ってからの新宿ゴールデン街での話(「路地に潜む陽気な人々」等)などが収録されています。

 

クソ真面目な牧師の父を持つ少年の気持ち、戦争体験、敗戦後の進駐軍のこと朝鮮戦争時の日本の状況等々、とても面白いエッセイが満載ですよ。

 

お勧め本です。

 

●大庭萱朗(編)「田中小実昌ベスト・エッセイ」

出版社:筑摩書房(文庫本)

値 段:950円+消費税

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2018年

1月

08日

★野地秩嘉 (著)「ビートルズを呼んだ男」(小学館文庫)

「ビートルズは、音楽の教科書で習った」と聞いた時は本当に驚きました。

 

だって、僕等団塊の世代では「ビートルズは不良の音楽」だったんですから。

 

中学時代、自慢しようとビートルズのレコードを学校に持って行ったら、先生に没収された(後で返してくれましたが・・・)時代なんですよ。

 

同本は、「ビートルズ・ロック・エレキは不良の音楽」と言われた時代にビートルズを日本に呼んだプロモーターの話。

 

そのプロモーターの名は、永島達司。

 

ポール・マッカートニーが「彼みたいな男が本当の日本人だ」と評価した伝説のプロモーターなのです。

 

永島達司は終戦後、米軍回りのバンドのマネージメントの仕事を始め、1953年に「新々プロダクション」を設立。

1957年に社名を「協同企画」に変更。

この協同企画が、現在では皆さんがご存知の「キョードー東京」となります。

 

永島達司は、戦後の海外アーチスト日本公演を手掛けた第一人者であり、ナット・キング・コール、ベンチャーズ、ルイ・アームストロング、ベニー・グッドマン、シュープリームズ、スティービー・ワンダー、レッド・ツェッペリン、アンディ・ウィリアムス、サイモンとガーファンクルをはじめ、ビートルズを日本に呼んだ伝説のプロモーターなのです。

同本の前半に記述されている戦後の芸能界での興行師の世界や1950年代の日本の音楽状況なんかもとても面白い。

 

特に団塊の世代にとっては、自分たちが歩んできた時代なので読んでると当時に帰ったような気分になります。

 

50年代、日本はジャズが大流行。

小さいながら父や兄がジャズを聴いていたのを覚えています。

 

そして、1966年ビートルズ日本公演~警備員3,000人、テレビ視聴率56.5%と社会現象になったビートルズ来日。

 

思い出すな~・・・、僕が高校1年生の時。

チケットは買うことができず、すべて抽選。

読売新聞への応募、スポンサー企業の商品購入後の応募、ファンクラブ優先の入手等々。

ファンクラブ以外いろいろと手を尽くしましたが入手できず、悲しかったな~。

同本には当時当選した人たちのコメントもあり、「そうだったのか~!」と一人納得。

でもね、最初に書いたようにエレキギターは「不良の音楽」。

 

若い方には理解できないかもしれないけど、全国の教育委員会や自治体が「エレキ追放」を叫んでいた時代なんです。

 

同本にもベンチャーズ、アストロノウツ、ビーチボーイズを呼んだ時には、PTA・日教組・教育委員会が連動し、会場前で「ロック反対、エレキ追放」のビラを撒いたエピソードも紹介しています。

 

ビートルズ日本公演の際には、公演主催の読売新聞社主の正力松太郎が「ベートルズとか言う連中に武道館は使わせん!」、政治評論家・衆議院議員の細川隆元は「乞食芸人に武道館を使用させるな!」などと言っていました。

 

そんな状況の中、エレキやロックを支えたのは当時の若者―戦後のベビーブームで生まれ思春期にロックをラジオで聞いて育った世代だったんですよ!

 

ビートルズの日本公演は、まさに「ロックが日本に上陸した瞬間」なんです。

当選した当時少年少女だったファンへのインタビューやビートルズの来日公演に携わった様々な人々(警察・消防・事務所等)の証言も記載されており、とても面白い。

 

ビートルズが滞在した4日間。

ビートルズは73日に離日し日本のビートルズ狂騒曲は幕を閉じます。

 

永島達司がこの日本にいなければこの「ビートルズ来日」は夢物語に終わっていたのかもしれません。

 

永島はその後も、キョードー東京でエルトン・ジョンやマイケル・ジャクソンなどのビッグネームのプロモートに関わり続け、1999年に肺炎で亡くなります。

 

余談ですが、ポールの最初の妻・リンダの葬儀に招待された日本人は、永島達司のみだったそうです。

その永島の死去に際し、ポールも永島の妻に手紙を送っているそうです。

 

日本の音楽の流れ、ビートルズ・ロックに対する当時の日本の対応等々、とても面白く書かれています。

 

ご興味ある方は、是非ご一読を。

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2018年

1月

07日

★奥山景布子 (著)「寄席品川清州亭」 (集英社文庫)

落語が大好きで江戸時代の品川宿に興味があったもんだから、タイトルだけで思わず購入。

 

作家の「奥山 景布子」は初めてですが、とても面白い人情たっぷりな時代小説です。

 

ペリー来航直後の幕末の品川宿。

腕はいいが、喧嘩早い大工の棟梁・秀八。

 

秀八は落語が大好きで、好きが高じ寄席「清州亭」を建ててしまう。

 

そんな秀八を陰で助けるのが、駆け落ちして一緒になり団子屋を切り盛りする女房・おえい。

 

秀八、おえい、寄席「清州亭」をめぐって繰り広げられる笑いあり涙あり、人情たっぷりの時代小説。

 

人生も半ばを過ぎ、本業に余裕ができ副業として寄席の経営を始めた秀八、子供ができないことに悩むおえい、どん底まで落ちてそこから這い上がろうとあがいている男、生活に不安を抱えているシングルマザー等々、現代人と変わらない悩みを抱えている登場人物にも共感できます。

 

また、最後のページに「寄席まわりの言葉たち」という説明もわかりやすく記述されているので便利ですよ。

読んでとても面白いので、落語好きの方は是非ご一読を。

 

余談ですが、品川宿をご存知ですか?

東海道第一の宿場で江戸へ入る人たちが身なりを整えるためにあえて一泊する重要な宿場なんです。

 

でも、それだけではありません。

江戸の四宿というのがあってね・・・・・。

四宿というのは、千住宿、板橋宿、内藤新宿、品川宿のこと。

 

この四宿は、仲居であると同時に色も売る飯盛女を抱えることが許されていました。

高額で面倒な手続きも多い「吉原」より気楽に遊べるとして江戸の多くの男達が訪れた宿場です。

 

特に品川は「北の吉原、南の品川」と称され、一大歓楽地だったそうです。

江戸っ子が、日帰りか一泊程度で息抜きができる観光地であり、悪所とごく普通の町人が暮らす商家や長屋が混在していたそうです。

 

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2017年

12月

18日

★西村京太郎 著「十五歳の戦争 陸軍幼年学校 最後の生徒」

 西村京太郎は知ってますよね。

 

そう、トラベルミステリーの第一人者で、多くの作品が映画化・TVドラマ化されています。

 

でも、本日ご紹介する本には、十津川警部は出てきません。

 

西村京太郎が、初めて著す15歳当時の戦争体験と戦後の生き様および日本人と戦争について語った戦中派の貴重な証言です。

 

十代半ばの少年がどう戦争を捉えていたのか、そして「日本人に戦争は向かない」ことを戦時中の事例を挙げながら訴えています。

 

難しい単語を使用せず、とても読みやすい本。

 

戦争体験も個人個人違うと思うので、戦争を体験された方の著書をもっともっと読みたいと思っています。

 

皆さんも是非読んでください。

 

●西村京太郎著「十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」

出版社: 集英社新書

値 段:821円

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2017年

12月

11日

★ 松岡圭祐 著 「黄砂の籠城」読了

 実に面白い久々の血沸き肉躍る小説。

 

松岡圭祐の作品は初めて読みましたが、上手いな~。

 

徹底的にエンタテイメントに徹しており、場面場面がまるで映画を見ているような錯覚に陥る、本当に面白い小説です。

 

テーマは、「義和団の乱」。

 

1900年、北京で「扶清滅洋(清をたすけ、外国勢を滅ぼす)」の旗を掲げ、外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が暴徒化。

 

教会を焼き討ちし外国公使館区域を包囲。

柴五郎
柴五郎

20万人以上の義和団の大軍を眼前にして、北京城に立て籠もったのはわずか4000人弱。

 

4000とはいえど、そのほとんどが民間人で兵と呼べる数は500にも満たない。

 

この絶望的な少数の籠城軍、足並み揃わぬ列強11ヵ国を先導し約2ヶ月間にわたり北京城を守り抜いたのが新任の駐在武官・柴五郎率いる日本。

 

当時の北京城内で柴五郎とともに戦ったイギリス公使シンプソン氏は日記で「北京籠城の功績の半ばは、とくに勇敢な日本兵に帰すべきものである」と明記しています。

 

この「義和団の乱」は、「日本人こそ最高の勇気と不屈の闘志、類稀なる知性と行動力を示した、素晴らしき英雄たちである」と日本人を初めて世界が認めた壮絶な闘いなんです。


この「義和団の乱」をテーマにした他の作品としては、1963年封切のアメリカ映画「北京の55日」というのがあります。

主演は、「ベンハー」、「猿の惑星」などで有名なチャールトン・ヘストン。

 

アメリカ映画なので、当然アメリカが主役ですが・・・・。

でも、この映画も本当に面白いですよ!

DVDで出ていますので見る価値はありますよ。

 

主題歌もとても良いんです。

歌っているのは、アメリカのフォーク・グループ「ブラザース・フォー」。

「北京の55日」は、日本でも大ヒットしました。

 

「血沸き肉躍る」本も映画も大好き!!

主人公の「柴五郎」は、明治維新に最後まで楯突いた会津藩武士の末裔。

 

彼は世界に高く評価されており、タイムズ誌は柴五郎を「軍人中の軍人、コロネル・シバ(柴中佐)」と誉め讃えて世界に報じています。

 

本屋さんで見た「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」 (中公新書)という本がとても気になっていてね、近い内に購入しようと思っていたら、今回の本で「柴五郎」を知ってしまった。

 

同本は、正月用に購入しないとネ・・・・・・。

 

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川崎市川崎区砂子2-8-1

シャンポール川崎互恵ビル103号

 

TEL:044-223-1978


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●各種お問合せ、ご意見等がございましたら、下記にご連絡ください。

 

 TEL:044-223-1978

営業時間

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★定休日:日・月・祝・祭日

 

●12月のお休み

 

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  3日(月)

  9日(日)

10日(月)

16日(日)

17日(月)

23日(日)

24日(月)

29日(土)

30日(日)

31日(月)

 

●年末年始の営業・休暇のご案内

 

誠に勝手ながら、年末年始の営業・休暇は下記の通りにさせていただきます。

◆年内は、28日(金)まで通常通りの営業です。

 

12月29日(土)~20181月7日(月)までお休みさせていただきます。

 

2019年は、1月8日(火)

から通常営業となります。

 

以上、宜しくお願い申し上げ

ます